中心市街地活性を視察 - 鹿児島市

 私の所属する都市経済常任委員会、今年度の視察は11月7・8日の2日間、鹿児島市。
 当常任委員会の委員7人と議会事務局のナガイさんと8人の予定が、一人、体調が悪いとのことで欠席し、7人での視察となりました。

 厚木市は93k㎡に22万人が住んでいますが、鹿児島市は、面積547k㎡に60万人。今年3月12日、九州新幹線の鹿児島中央駅―博多間が全線開通し、昨年12月開通した青森から2千キロが新幹線でつながりました。新大阪から3時間45分という近さになり、人・モノ・情報の流れが変わったようです。今年は例年以上に視察の受け入れが多いとのことで、私達が行った日は、隣室に市川市とありました。
軍服姿の西郷さん、犬はいぬ

 視察内容は①中心市街地活性化事業 ②再開発事業「アエールタワー」の概要と現地視察。
 まず、鹿児島市の中心市街地活性化事業に関する取り組みについて、中心市街地活性化推進室から説明がありました。
 第二次世界大戦で、市街地の93%(1079ha)を焼失。戦後復興土地区画整理事業で1044haを施行。
 現在の中心市街地活性化基本計画は鹿児島駅から鹿児島中央駅周辺までの368ha。計画期間は平成19年12月から25年3月までの5年4ヶ月間。
 ①まちなかのにぎわい創出と回遊性の向上
 ②九州新幹線の開業効果を活かした観光の振興
 ③南九州随一の中心市街地の商店街活性化
を目標として、市街地の整備事業、都市福利施設の整備、まちなか居住の推進、商業の活性化等、公共交通の利便増進の5つに区分し、当初の63事業を、76事業にして推進しています。

 その中の一つが「アエールタワー」。鹿児島中央駅周辺に新たなにぎわいができる一方で、ここの南部地区は建物が老朽化し、商業の活力が低下し取り残されていくという状況だったそうです。この辺りは戦後の朝市から商店街になったところだそうで、7街区をまとめて再開発したかったのですが、地権者の合意が得られず、この23街区と隣接する22街区を実施。アエールタワーのある23街区は、2705㎡の地区に14棟が建っていましたが、再開発で、1・2階が店舗、その上が88戸の住宅と駐車場の17階建てのビルを建てたものです。今後は街区ごとに再開発をしていく予定とのことでした。
 市街地まちづくり推進課の説明と、現地視察。タワーの屋上には、桜島の砂が。
 鹿児島の議会事務局の方や担当の方にいろいろお聞きしましたが、丁寧に教えていただきました。感謝です。

朝日の桜島

 鹿児島市は、近くにあまり大きなまちもなく、西郷隆盛や篤姫など、歴史に興味がある人にはたまらないところかもしれません。桜島は今年、すでに800回以上噴火しているそうです。観光資源が豊富です。
翌朝一人で市電に乗って市街地を散策した時も、朝日に煙が上がる桜島が輝いていました。 
まちは、突然できるものではなく、それぞれの歴史と文化と関わりながら変わっていくのだということを実感。
鹿児島だけではなく、他の自治体と厚木との違いを考えざるを得ませんでした。
 市民のみなさんから「まち」をどうにかしてほしいとの要望は、大変多く聞かれます。再開発、市街地活性化は一朝一夕にできるものではありませんが、基本計画を立てつつ、現実にできることをやっていくという、バランスを取りながら進める必要性を改めて感じました。
 厚木の特性を生かした中心市街地を含め、厚木の活性化を皆で考えていきましょう。


 
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