賛成討論は、TPPと医療税制について

9月定例会最終日は10月4日でした。
各常任委員会の報告がありました。で、その後は、議員が賛成か反対かの討論。
これは、してもしなくてもいいんです。
この4年間で、一度もしたことのない議員も結構いるし、会派としてほとんどやっていないところもあります。
賛成にしろ反対にしろ、意見を表明することは、議員の仕事の一つだと、私は思っています。
決算についての反対討論は釘丸議員がやりました。
私は、賛成討論を。
TPPについては、2月議会、6月議会の都市経済常任委員会の中で何度も発言していますので、今回の賛成討論は、TPPの中身そのものではなく、政権党内でもまとまっていないんだぞということを、そんなもんをやっちゃいかんぞということを訴えたのでした。

10月初めに南毛利地区で。

 日本共産党厚木市議員団を代表して、       
請願第1号 TPP交渉への参加に反対する意見書を国に提出することを求める請願
陳情第10号 地域医療の守り手の経営基盤「医業税制」の存続と診療報酬への消費税ゼロ税率を求める意見書を国に提出することを求める陳情
の2件について賛成討論を行います。

 まず、陳情第10号 地域医療の守り手の経営基盤「医業税制」の存続と診療報酬への消費税ゼロ税率を求める意見書を国に提出することを求める陳情についてです。
 現在、医療機関に対する事業税の特例措置により、診療報酬収入は非課税であり、また、消費税についても診療報酬等について非課税となっています。
陳情の趣旨にある通り、診療報酬のマイナス改定が続くなど、医療環境の厳しさが増すなかで、医療機関の経営が厳しくなっている現状は周知のことでしょう。
 今陳情は、神奈川県保険に協会から出されていますが、既に、国に対して、日本医師会や全日本病院協会などからも、同じ内容を含めた「平成23年度税制改正要望」が出されております。
 国民が健康な生活を維持するために、いつでも、どこでも、だれでもが、安心して質の高い医療を受けられることができるよう、環境整備が必要となっています。
 そのための方法の一部が今陳情の項目であります。
医業経営の安定を図り、さらなる医療環境の発展のために、今陳情に賛成いたします。

さて、請願についてです。
 今年の2月議会に同様の陳情が提出され継続に、6月議会でも継続となりました。
 今回、厚木市農業協同組合単独での請願となっていますが、TPP交渉中の9カ国が11月にハワイで開催されるエイペックまでに大枠合意を目指していることを強調しています。
いかに、せっぱつまった状況なのかが良くわかります。
 TPPは関税を原則全廃する枠組みであり、今回提出された農業だけでなく、医療や雇用、金融など24分野と幅広く取り上げられているにも関わらず、議論の材料となる内容が明らかにされていません。

 TPP交渉参加について、ある人は「交渉の中身がわからないまま、議論を急ぐべきではない」と語り、
また、ある人は「経済効果がありそうという希望的観測でTPP交渉に参加してはいけない。輸出も雇用も増えないだけでなく、デフレが悪化する懸念さえある」、
さらに別の人は「震災からの復旧・復興が最優先の課題であり、今はTPPを議論すべき時期ではない」と話しています。
 これらの言葉は、すべて、政府や与党内から出た声であります。政権党内でも、これだけの反対があるという現実をしっかり見なくてはなりません。
 交渉参加により地域経済のみならず、日本全体の経済を一層落ち込ませるのは必至です。
既に、今年の3月には全国の多くの議会からTPP交渉参加反対の意見書が出されています。

 先日、厚木市自治推進フォーラムが開かれました。
パネルディスカッションのまとめに、コーディネータが言ったことが心に残っています。
「住民参加や情報公開、ITなど、今は当たり前になっているけれど、20年30年前は無かったんです。振り返ってみると、変わってるんです。今、市民が市政や議会に関心が無いと言っていますが、20年30年後に振り返ってみてください。私たちの努力によって30年後に市民自治が実現できる時が来るかも知れません」。

 もし、今、TPP交渉に参加していたら、あと20年30年たって振り返った時、あの時参加していなければ良かったという事になるのではないでしょうか。
 目先の、一部の利益だけを考えるのでなく、長期的視野で、本当に国民のためにどうしていくべきなのか、見極める必要があると考えます。

以上、請願1件、陳情1件に賛成し、私の討論といたします。
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  1. 2011/10/19(水) 15:34:27|
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