最終日の討論 育休、子宮頸がん、普天間、平和宣言塔

 6月21日(月)、6月議会最終日。議案・陳情の中から、日本共産党では、釘丸議員は2議案1陳情について
反対討論を、私は賛成討論をしました。
 以下、登壇での私の賛成討論です。

 日本共産党厚木市議員団を代表して、       

議案第43号 厚木市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

陳情第8号 米軍普天間基地の無条件撤去を求める意見書を国に提出することを求める陳情

陳情第9号「国際平和と核兵器廃絶を求める都市宣言あつぎ」の宣言塔設置を求める陳情 

陳情第10号 子宮頸がんワクチン予防接種の公費助成を求める陳情

   の4件について、賛成討論を行います。

まず 議案第43号 厚木市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について です。 

 34年前、女子教職員や看護婦・保母等の育休に関する法律ができ、18年前にやっと男性も育休をとれるようになりました。
 しかし、制度が変わっても、男性の育休はとりにくいのが現状です。
これまでは配偶者が育児休業を取っていれば、本人は育休がとれませんでした。
今回の改正によって、夫婦が同時に育休がとれることになります。
かつて、子育ては女性がするものと考えられていましたが、現在では夫婦が協力し合って子育てをする時代になっています。
 子育ては、1日中気を抜く間もありません。
大人だけの関係ではわからないもどかしさや面倒、そして、何より喜びがあります。
これを経験することで、必ずや、職場にもいい影響があるものと考えます。
 このような制度は公務員職場から始まり、民間に広がっていくのが常のことです。
民間の職場でも育休をとりたい人がとれるような環境を、厚木市から作っていってほしいと、切に願っています。
 育休を取得する男性職員が増え、さらに職場復帰するときに、保育所が無くて復帰できないということが無いように、さらなる市の努力を求めるものです。
依知北公民館の玄関に
 
さて、育児休業を取得するには子どもがいなくてはなりません。子どもを産むためには
子宮がなくてはなりません。

陳情第10号は 子宮頸がんワクチン予防接種の公費助成を求める陳情 です。 

 子宮癌には子宮体がんと子宮頸がんがあります。
 国立がんセンター等によれば、20代30代の日本人女性の子宮頸がんの発生が増えているとのことです。
 厚木市立病院の掲示板に、日本医師会の大きなポスターが貼ってあります。それには「子宮頸がんは予防できる時代です。
定期的ながん検診に加え、新たな予防法として子宮頸がんの予防ワクチンの接種が始まります。」とありました。
海外ではすでに100カ国以上がワクチン接種をしており、10代を対象に全額公費負担している国が多くあります。
 国内でも、県単位あるいは市町村単位で助成をする自治体が増えています。
 子宮頸がんワクチン予防接種への国の助成を求めるとともに、厚木市でも、予防できるものなら、子宮頸がんによって悲しい思いをする人が一人でも減るように、公費助成に賛同するものです。

陳情第8号米軍普天間基地の無条件撤去を求める意見書を国に提出することを求める陳情 です。

 9か月前に誕生した民主党政権は普天間基地の県外移設を公約にしながら、結局、アメリカのいいなりに移設先を自公政権と同じ、名護市に戻したのです。
新しい首相は日米合意を引き継ぐということを明言しています。
民主党政権のトップが鳩山氏から、菅氏に変わったところで、沖縄県民の怒りは決して収まるものではありません。
 1899年オランダのハーグで採択された「陸戦の法規慣例に関する規則」、いわゆるハーグ条約は、国際的に戦争のルールを定めたもので、日本は1911年に批准しています。
この46条には、「私有財産はこれを没することを得ず」とはっきり書いてあります。
 沖縄普天間基地は、戦争中に、銃剣とブルドーザーで住民の土地を奪って強引に作った、日本で最初の米軍基地です。
沖縄が日本に返還されるとき、この土地は返されるのが当然のものでした。
しかし、日本政府は先延ばしをしながら、ついに戦後65年が経とうとしています。
 無条件撤去とは、日本が移設先探しをするのではなく、米軍が国際法に違反して収奪した土地を、沖縄県民に返すという事に他なりません。
 この陳情は当たり前のことを求めているのであって、現在の国の姿勢は認めがたく、米軍普天間基地の無条件撤去に賛成するものです。

続いて陳情第9号
「国際平和と核兵器廃絶を求める都市宣言あつぎ」の宣言塔設置を求める陳情  
 についてです。
 
 陳情項目は本厚木駅周辺や行政区境に設置をというものです。
本厚木駅北口広場には、かつてあった市民憲章の表示板が平成18年に撤去され、タクシーのロータリーの柵に沿って自治基本条例やセーフコミュニティー、路上喫煙禁止の横断幕があるだけです。
人目に触れず置かれている市民憲章を見つけた

 本厚木駅は1日の乗降客が14万人を超えています。
市長は今年「平和市長会議」に加盟したことでもあり、多くの来厚者や市民の皆さんに厚木市の平和への意思を示す絶好のものとであると考えます。
 平和を願う市民の熱い思いに応えるためにも、「国際平和と核兵器廃絶を求める都市宣言あつぎ」を持つ自治体の意思を、常に誰にでも示すためにも、宣言塔の設置を求めるものです。

 最後に、多くの方が一度は聞いたことがあるであろう詩を、国際平和と核兵器廃絶を強く願う詩を朗読して、私の賛成討論といたします。


にんげんをかえせ   
                 峠三吉

 ―― 一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛ににさいなまれつつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人に捧ぐ。
               詩集 にんげんをかえせ 表紙

   ちちをかえせ ははをかえせ

   としよりをかえせ

   こどもをかえせ


   わたしをかえせ わたしにつながる

   にんげんをかえせ


   にんげんの にんげんのよのあるかぎり

   くずれぬへいわを

   へいわをかえせ

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  1. 2010/06/21(月) 17:33:42|
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