鳥獣問題で学習会

「大山丹沢山系鳥獣等問題市町村議員連絡協議会」という団体があります。
 2006年、相模原・秦野・厚木・伊勢原・愛川・清川の4市1町1村の議員により、鳥獣被害の防止、軽減対策の促進等を目的としてつくられました。研修や現地視察などをおこなっており、県へは3回にわたって、鳥獣被害対策にかかる要望書を提出しています。現在は151名の議員が加入しています。
 
 5月7日(金)は、全国植樹祭直前の秦野市文化会館で、総会。
 ヤマビルの実物も登場

 その後、県環境農政局の水・緑部自然環境保全課野生生物グループの職員を講師に、「神奈川県における鳥獣対策の取り組みについて」の講演がありました。

 かつて鳥獣被害金額の半分以上が、おもにカラスやヒヨドリの鳥類によるものだった。しかし、ここ数年は獣類の被害が大きくなっている。県内でも、地域差があり、県央地域ではシカ、イノシシ、サルなどの被害が多い。

 被害対策の三本柱は、環境・行動・個体数の管理。

サルにとって魅力のない地域にする。
 環境管理
  ・集落・農地の環境改善
         食べ物がいっぱい
 
  ・農地を効果的に囲う
         電気柵

 行動管理  ・追い払う。

意味のある捕獲を行う。
 個体数の点では、「サルを捕まえて、殺してしまえ」という意見がある。単に数を減らすのは、被害を広げることになる。体が大きくて目立つからと大人のサルを捕ると、ワカモノ・コドモ・アカンボウが残り、群れが混乱して、分裂してしまう可能性が。
 全滅は、予算・法的にも、動物倫理的にも困難。
 一時的に地域から排除しても、いずれ別の群れが移ってくる可能性あり。

 これをやれば、鳥獣被害が無くなるという方法があればいいのですが、そう、うまいことは行っていません。
  島根県出雲市では10年前に柵をつくったけれど集落への侵入を十分に防げなかったため、さらに整備し、今年、全長137kmの柵が完成したそうです。
 厚木では、全長25kmの電気柵を設置している最中ですが、道路や川などで隙間ができるところがあります。

 鳥獣議連では、今後も研修・交流を行いながら、県への働きかけをしていくことになるでしょう。






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  1. 2010/05/10(月) 16:26:59|
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