ビールの残りが2センチになったら

 11月21日(土)の午後、第34回厚木市青少年健全育成大会。
地域をつなぐ人づくり、なかまづくり
 ~心の触れ合いを大切に~
 
 
 青少年健全育成会員、青少年指導員、児童館、子ども会、PTA、民政児童委員など、青少年健全育成に尽力した皆さんの表彰がありました。
 藤棚の黄葉

 次に、玉川青少年健全育成連絡協議会が、「元気でいきいき玉川っこ」と題して、地区活動を発表。玉川地区は、子ども会の加入率が、ほぼ100%ということです。地域の大人の支援で、異年齢の仲間と活動している子どもたちの様子が話されました。
                                
 1時間半の講演は、吉永みち子さん。
 「多様化する家族と子どもたち
   ~生き抜く力をつけるために~」 

 自身が、作文が大嫌いで、いつもサボっていたのに作家になった - 子ども時代には思いもかけなかったところで、大人になって生きていくこと。
 自分の子が、高校中退して生活が大変なようす - 生活が安定することは精神的に安定することだ。
 生きていくには、体力・知力・弾力の三つが必要だ。

 体力。矯正教育施設で、ギネスに載るほどの大縄跳び。跳べない子をどうやって跳べるようにするか。縄を回す子のすぐ前で、回す子が励ましながら記録達成できたこと。

 知力は、読み・書き・そろばん(計算)。人生の損得計算ができずに、カッとして切れてしまうと、その後の人生を壊してしまうことになる。
 「窓を3分の1、開けて」と言われても、理解できずに開けられないでいると、人間関係が悪くなってしまう。

 弾力。目の前の状況をYESで受け止める。子どもには説得でなく、納得させること。

 いろんな具体例をあげながら、生き抜くためにどんな力が大事なのかを、おおらかに話してくれました。

 おもしろかったのは、焼き肉屋でバイトをした、末っ子の話。
 客からの注文を受けて調理場に伝えるだけなら、バイトは要らない。何のために雇っているのか、それは、売り上げを伸ばすためだ。
 客のビールが2センチぐらい残して減らないのはお代わりしようかどうか迷っているためだ。そこで、すかさず声をかけて、注文してもらうよう仕向けることだ。
 焼き網が汚れてきたら、食べるスピードが落ちる。取り換えることで、より早く食べさせて2皿のところを3皿食べてもらう。
 仕事というのは、そういうことなんだと、店主に教わり実践したら、本当に売り上げが上がって、仕事が面白くなったそうだ。
              赤い実が割れた


 吉永さんの話は、世間一般から、あまり良い子と言われにくい子の話であった。
 健全育成会の講演が、そういう内容なのは、なかなか面白いことだと思う。
 
 成績や品行だとかで、人間性を判断されたのでは、たまらない。
 それぞれの環境があり、思いがあるものを、良い悪いと決めつけられたのでは、生きにくくなる。
 否定されたのでは、立ち直れない。
 優しくされて優しくなれる。
 健全育成って何だろう。人によって、イメージが違うのかもしれない。
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  1. 2009/11/24(火) 13:53:58|
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