視察 「教育プラザ富樫」 

 5月13・14日、議会の市民福祉常任委員会で視察で、石川県金沢市に行きました。
 「金沢市教育プラザ富樫」というところで、広さは18,836㎡、かつてNTTの研修所だったところを、購入費を含め30億円かけて整備したものです。福祉と教育が連携を図り、子どもに関わる大人への支援、相談事業など、子どもたちの健全な育成を総合的に支援する施設です。
 現在5期目の市長が、縦割り行政の弊害を取り除くため、福祉と教育を一緒にしようと決断したということです。児童福祉法の改正に伴い、中核市でも児童相談所が持てるようになり、他に先駆けて、平成18年4月開設。現在県に委託している児童相談所の一時預かりの施設も、近々、建設予定です。げんかん

 厚木の子育て支援センターのようなものを想像していたのですが、所長の説明を聞き、全く違うものであることを知りました。
 子どもの利用する施設というのでなく、むしろ大人のための施設です。土日祝日とも、朝9時から夜9時まで開館し、教職員、保育士、幼稚園教諭などの研修ができます。図書館も、夜、仕事が終わってから、勉強に来る人も多いそうです。教育に関する本がたくさんあり、書架は低く見通しが良くなっています。
図書室

 金沢市をはじめ、全国の紀要(定期刊行の研究論文集)があります。もちろん、厚木市のものもありました。
紀要

 児童相談所では、相談も気軽にできるようになっています。大人のための施設ですが、子どもの広場もあります。0~2歳と就学前のちょっと大きい子用の2室があり、9時から5時まで、ボランティアの人がいつも部屋にいます。中庭にも出入り自由で、私達が視察したときは、天気がいいのでみんな外で遊んでいました。
子どもの部屋

 「金沢子ども条例」というものがあり、正式な名称は「子どもの幸せと健やかな成長を図るための社会の役割に関する条例」。その名のとおり、権利条約ではなく、大人の役割を歌ったものだそうです。視察前に条例文を読んだときは、ぴんと来なかったのですが、所長や担当者の話を聞いて、納得できました。
 「親はなくとも子は育つ」という言葉はありますが、子どもは一人で育たない。大人がよりよい環境をつくっていかなくてはと、しみじみ思った視察でした。
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  1. 2008/05/16(金) 20:50:42|
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