2月議会が始まっています

 2月議会が始まっています。3月3日一般質問を行いました。
登壇での発言をお知らせします。

 日本共産党厚木市議員団を代表して通告の諸点について質問いたします。
今年4月から、後期高齢者医療制度が実施されます。全国で千三百万人の75歳以上の人を「後期高齢者」として、国民健康保険や被用者保険から切り離し、別建ての医療制度にするものです。この制度には65歳以上の一定の障害者も含まれます。現在、扶養家族として健康保険に加入している人からも新たに保険料を徴収することになっていましたが、保険料負担を6ヶ月間凍結、その後の6ヶ月間は9割の軽減などの措置が取られることになりました。しかし、これは凍結でしかありません。
月に一万五千円以上の年金者からは保険料が天引きされます。払えないと保険証が取り上げられ、窓口での全額負担となる資格証が発行されます。
 診療報酬改定も別枠の部分があります。2月13日の中医協「平成20年度診療報酬改定における主要改定項目について」という文書には、後期高齢者について入院、在宅、外来そして終末期の医療についての項目があり、費用のかかる入院患者の退院を促すようになっています。世界には職業で医療制度を分けることはありますが、年齢で差別を行っている国は、どこにもありません。9月議会12月議会でも釘丸議員が一般質問をしましたが、実施まで1か月を切った現在、この制度についての不安がさらに大きくなっています。
 北海道で広域連合が開いた説明会に参加した人からは、「不安を解消する説明会と聞いて参加したが、かえって不安になった。」「年寄りから金を取ることだけを目的にした制度だ」と不満が多く出ています。
 2006年6月に与党の賛成によってきまった制度ですが、知れば知るほど多くの問題があるとわかり、賛成したはずの自民党・公明党の議員からも「誰がこんなひどい制度をきめたんだ」という声が出たほどです。すでに全国、512の地方議会からも制度の中止・撤回、あるいは見直しを求める意見書が出されています。実施を凍結して全面的に見直し、高齢者の生活実態を反映することなどを求めています。2月28日には、日本共産党を含む野党4党が、制度の廃止法案を衆議院に提出しました。
一方で、この制度を知らない人がいるのも事実です。病院の窓口で制度についてのリーフレットを渡されたものの、一体これは何の事なのかという住民の疑問も多くあります。医療の現場にいる人からは、周知ができていないとの問題点が指摘されています。
 また、今の保険証が使えなくなるのを知らない人がいます。4月に実施されれば医療機関の窓口が混乱するのは間違いありません。市内複数の医療機関の窓口の担当者に聞きましたが「パニックになるでしょうね」と本当に困った様子でした。
 実施されてから一層の困難があるのは明らかです。制度は国が決めたものであり、運営は広域連合が行う、市は窓口となるだけとはいえ、厚木市でできることをすべきであると考えます。
 次に厚木市立病院についてです。
約1年前に産婦人科休止が言われてから、市民の中から、どこで出産すればいいのかという不安、そして早期の再開を望む声が広がっています。8月の休止から7カ月が経ちましたが、市としては明確に再開の発表がされていません。市長の施政方針では4月に婦人科を開始、秋に分娩再開をとのことですが、具体的にどうなっているのか、また、再開された場合は継続できるためにどのように運営していくのか、多くの市民の気になるところです。
 2月定例会で厚木市立病院の医療ミスに関して損害賠償の議案が出ています。議案説明で今後の対策等については話されました。しかし、日常の医療の中で大きな事故ではないにしても、それにつながる事はないでしょうか。
医師・看護師が不足する中で、厚木市立病院では事故防止のためにどのような対策を考えているのでしょうか。
 最後に、まちづくりについてです。
 先日滋賀県長浜市の、黒壁の街を見てきました。20年前には1時間に人間4人と犬1匹しか通らないと言われた商店街ですが、通りにシャッターの閉まっている店はなく、観光客で賑わっていました。当時からまちづくりの中心となったNPO法人「まちづくり役場」の理事長の話では、自分たちの街をどうにかしたいとの思いから、市民が一体となって街づくりに力を合わせた、お金も出したということでした。それに市が関わり、イベントには議員が交替でトイレの当番をしたこともあったそうです。
住民の力、住民力が、街づくりを進める大きな力になっていることを強く感じてきました。住民が主導していくまちづくり、住民の力を引き出す行政の在り方について、考えていく必要があるのではないでしょうか。

 以上、質問をまとめます。
1 後期高齢者医療制度について
ア 実施以降の問題点について  
(ア)高齢者の医療実態をどう把握し、どう対処するのか。
(イ)未納者への納付相談はどうするのか。
(ウ)減免制度をどのように周知していくのか。
2 厚木市立病院について
ア 産婦人科診療の再開について 
(ア)診療までの今後の予定は。
(イ)再開後の運営はどのようにするのか。
 イ 医療事故について
 (ア)医療事故にはどのようなものがあるか。
 (イ)医療事故防止の対策はどのようにしていくのか。
3 まちづくりについて
 ア 住民主体のまちづくりについて
 (ア)まちづくりにおける行政の役割をどのように考えているか。 
 (イ)中心市街地のまちづくり構想はどうなっているか。
以上です。よろしくご答弁をお願いいたします。

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  1. 2008/03/04(火) 21:45:18|
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