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「十二単を着た悪魔」を読んでしまった。

今年の直木賞「おらおらでひとりいぐも」を読んで、つまらないといっていた釘丸議員。

今度は、図書館で内館牧子の「十二単を着た悪魔」を借りて、「くだらない」と言いながら、読んだ釘丸議員。
やたらと勧める釘丸議員。
そんなくだらないなら読むもんかと思っていたが、なんでも、現代から源氏物語の世界に行って二十数年間も暮らす男性の話。
しかも、弘徽殿の女御に仕える陰陽師に。
源氏物語のあらすじ本を持っていたのだから、先のことは百発百中。

私は源氏物語で、弘徽殿の女御が気にかかっていたので、ついつい、読んでしまった。

弘徽殿の女御は、光源氏のパパ(桐壺帝)の一番目の妻。
源氏の、腹違いのお兄さんのママです。
帝が源氏のママ(桐壺の更衣)にぞっこんなもので、ママは他の女房からいじめを受けるなどして、ついに幼い源氏を残して、亡くなる。

源氏を次期天皇にしたいパパだが、弘徽殿の女御の子を指名して、源氏を家臣の身分にする。
源氏のママに似た若い女性(藤壺の宮)を妻にした源氏のパパ。
実家に戻っている新しいママに、源氏は手を出して子をつくってしまう。
いずれ、その子は源氏のパパの子として、天皇になるのである。

そんなこんなの権力争いの結果を知っていて、優秀な弟にかなわない凡人の兄の悲哀を、弘徽殿の女御の子に秘かに共感する主人公。

同じ小説を読んで、感想を言い合うも楽し。
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  1. 2018/07/03(火) 17:12:45|
  2. ちょっと一息
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