二元的代表制における議会とは?-全国市議会議長会

10月19・20日、静岡市にある、グランシップの大ホール・海で「第11回全国市議会議長会研究フォーラムin静岡」がありました。
静岡グランシップ正面玄関前

【基調講演】
二元代表制と監視機能
講師は東京大学名誉教授の大森彌(わたる)氏。
大森彌氏

「住民が、議会の議員と首長を、直接、別々に選挙で選ぶということは、住民の代表機能が二通りになっていることであるから、これを二元的代表制と呼んでいる。
二元的代表制とは
①住民が、自治体の機関である首長と議会議員を別々に直接選挙で選出すること、
②首長と議員は、それぞれ、住民に対して任務遂行に関し政治責任を負っていること、
③首長と議員はともに住民のために行動するため一定の緊張関係の下に協力し合うということ、
という要素によって成り立っている政治システムといえる。」

 二元的代表制に内在する議会と首長との対立、首長優位の制度、「チーム議会」の実現、与野党意識の克服などが話されました。
登呂の実

講義の中で、こんな言葉も出てきました。
昔、議員は勉強しない人の代表だった/
議会は「住民自治の根幹をなす機関」である/
議会の議員は責任が薄い/議会の命は勉強です/
議会はアセンブリー。討議をするために集まってくるもの。しかし、議員は自分の主張だけ/
議会全体の力を強める。議会は一つになろう/
監視機能を持つ議会が、監視機能の対象になってはいけない/
まず勉強して。

* * *
登呂の水田近くの実

実際に議会では、各議案や請願・陳情の採決結果も、議会としてどころか、会派内でさえ意見がまとまらないのが現状である。
各議員の相違は明らかである。
議員個々が住民の意見を行政に伝え、行政がそれを判断して事業を行う。
それを議員個々が監視するという役割分担があるはず。
議員の考えを一つにまとめる必要があるのだろうか。
本来、異なる意見を代表して選挙された者が集まったのが議会であるはず。
「チーム議会」として、一つにまとまることがいいのかどうか、大いに疑問を持つところであった。
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  1. 2016/10/22(土) 14:41:16|
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