9月定例会議、一般会計の反対討論です。

9月定例会議の最終日は10月5日(水)。
委員長報告の後、5人の議員が討論を行いました。

奈良議員が、平成27年度決算の一般会計、公共用地取得・後期高齢社医療・国民健康保険・介護保険、・公共下水道の各事業について反対。

民進党の望月議員が、28年度一般会計補正予算に賛成。会派で賛否が分かれました。

山本議員が陳情13号(介護保険制度の次期改正に向けての意見書を国に提出することを求める陳情)に賛成。

釘丸議員は、請願2号(日米地位協定の抜本的改定を求める意見書を国に提出することを求める請願)、
陳情11号(暴力団追放・暴力団組事務所排除の推進に関する決議を求める陳情)、
陳情12号(平成29年における「重度障害者医療費助成制度」継続についての陳情、
陳情13号、介護保険制度の次期改正に向けての意見書を国に提出することを求める陳情)の4件について賛成の討論を行いました。

私は、平成28年度の決算のうち、一般会計、後期高齢者医療・国民健康保険・介護保険事業について、
平成27年度一般会計補正予算(第4号)、
陳情9号(心身障害者医療費助成を精神障害者保健福祉手帳2級に拡大適用することを求める陳情)の趣旨採択について、反対討論を行いました。
以下は、そのうちの、平成28年度一般会計歳入歳出決算についての討論です。
ネポンの花木


日頃の理事者・職員の皆さんの行政運営に敬意と感謝を申し上げます。
財政力指数が1を超える不交付団体の厚木市として、国・県の制度の上に、他市の市民からも注目される市独自の施策を実施していることに、厚木市民の一人としてまた厚木市議会の一員としてうれしく思っております。
しかし、議員活動の中で、市民の皆さんから施策について意見を言われることが多々ありますので、市民の立場での改善を求めるものとして、いくつかの事業についてこの討論で取り上げてみます。
七沢の草

まず、平成27年度厚木市一般会計歳入歳出決算についてです。
平成27年度は厚木市長選挙直後であり、7月には市議会議員選挙がありました。
厚木市立病院の第1期工事が完成し救急手術棟とA棟が稼働した年でもあります。
また少子高齢化を見据えて国が打ち出した様々な施策や制度も実施されました。

まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン総合戦略」が策定されました。
すでに市の総合計画がありながら、それに類似した戦略をわざわざ作る必要が本当にあったのでしょうか。
これまでも市の将来予測は現実とは大きく変わっています。
平成72年までの長期にわたるビジョンに誰が責任を持てるのか、大いに疑問です。

社会保障・税番号制度は、Jリスのシステムトラブルがあり、個人番号カードの発行が当初見込みより大幅に遅れています。
申請そのものも少なく、かつての住基カードの二の舞になりかねません。
個人情報保護への不安も解消されたとは言えない状況です。

地域包括ケア社会の構築に向けて動き出しました。
自助・共助を前面に出していますが、公助の役割をもっと認識すべきです。

保育園の待機児解消を謳って始まった子ども・子育て支援新制度ですが、保育所の増設をしても待機児ゼロとはなっていません。

厚木市立保育所が1か所、民営化しました。
公立保育所の意義を考えればこれ以上の民営化はすべきではありません。

非正規の保育士の勤続年数が平均で10年程度との答弁がありました。
継続して必要な人員は正規で確保し、職員一人一人がしっかりと責務を果たすことのできる体制を整えるよう望みます。

障害者医療費助成制度に関しては今議会でも陳情が出されています。
平成21年度に65歳以上の新規の障害認定者をこの制度の対象外としたことについて、私も多くの市民から、また医療機関からも制度の改善を求められることが多くなっています。
同じ障害を持つ市民が、年齢によって差別されるのは、平等性に欠けると考えます。

生活保護の住宅扶助基準が減額し、転居指導を受けたがどうしたらよいだろうかとの相談が私たちに多く寄せられました。
生活をするということは単に衣食住が足りているということだけではありません。
地域で暮らすことへの配慮もあってしかるべきと考えます。

市内岡田にあるテレコムの2階に厚木市が購入した情報プラザに行きました。
土曜日の午後でしたが、かつてパソコンが置いてあった部分がパーテーションで仕切られ、暗い感じがしました。
一人だけいた担当者に大変丁寧に説明をしてはいただきましたが、他に誰もいない中で気の毒になりました。
このまま継続することがよいのか、決断をするときはいつでしょうか。

七沢弁天の森キャンプ場が閉鎖されています。
NPOに任せたものの、水道はない、トイレも水洗ではなく、携帯電話はつながらない、ヤマビル始めサル・シカ・イノシシも出るという場所で、うまくいかなかったものです。
私も現地を見に行こうとしたのですが、獣害防護柵の開口部にクマが目撃されたとの張り紙があり、断念しました。
キャンプ場を閉鎖したままでも土地の賃借料と維持管理費がかかっています。
事業を始めるときは慎重になるべきですが、継続困難となったら、早期に切り上げることも必要です。
七沢でクマ目撃

平成27年度の職員数は前年度より削減されました。
人事院勧告に基づく給与の引き下げと合わせ毎年続く人員削減は、風通しの良い職場から遠くなり、メンタルでの療養休暇や休職につながっていると考えざるを得ません。
これから次期の定数管理計画が作られますが、一体どこまで定数を削減するつもりなのでしょうか。
職員の労働環境に起因する市民サービスの低下を招くことがあってはなりません。

財源確保について、国県から交付金や補助金が出るからと事業を実施しても、それを継続しようとすると市の財政を圧迫することがあり、将来の厚木市民に大きな負担を残すことになってしまいます。

*この後に他の議案・陳情についての反対討論も行いました。
討論の後、採決が行われ、決算の議案については全議案認定、他の議案についても採択となりました。
請願・陳情は、採択、不採択、趣旨採択がありました。

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  1. 2016/10/05(水) 12:57:29|
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