議員研修で「新たな首都圏広域地方計画」、厚木はどうだろうか。

8月1日(月)、厚木市役所本庁舎4階大会議室で、厚木市議会研修会が行われました。
中心市街地活性化検討協議会の研修会として全議員対象に行ったものですが、課長級以上の市職員等も一緒に受講しました。
神戸へ向かう。雲

テーマは「新たな首都圏広域地方計画について」、
講師は国土交通省関東地方整備局副局長であり
首都圏広域地方計画推進室室長の上田洋平氏です。

内容は
 1.国土計画の概要 
 2.高度化する交通ネットワークとインフラストック効果 
 3.首都圏直下型地震と安全 
 4.観光
 5.対流を促すプロジェクト。
神戸へ向かう雲2

国土総合開発法により全国相互開発計画ができたのが1962年(一全総)、当時は高度経済成長、所得倍増が言われました。
それから約10年ごとに計画は見直されてきました。
三全総では安定経済成長やエネルギーの有限性、その後は人口減少・高齢化が言われてきました。
同法が国土形成計画法になり、2008年には情報通信技術の発達、国民の価値観の多様化が指摘されています。
そして、昨年は異次元の高齢化、巨大災害の切迫、インフラの老朽化や空き家の増加も背景とされています。
交通網、企業誘致、観光、災害、生活拠点などの視点から厚木市はどうなのか具体例を挙げながらの講義でした。
神戸へ向かう雲③

関東の多くの自治体はコンパクトになる意思を持っていない、これから大きくなると考えているがそうだろうか。
鉄道や道路網が高度に発達している中、厚木市に類似の自治体はあるが、競争が激化している。
行政の役割として医療・福祉などを維持できることをしっかり考えなくてはいけない。
医療・福祉、働く場所、住むところが大事。
首都圏の自治体の中で厚木はどうなのかについての話もありました。
市の都市マスタープランが首都圏と似て一極集中であること、
特産品のとん漬けやシロコロなどの特産品の差別化を図ること、
医療・福祉が若干弱いかも、など具体的な指摘でした。
明石海峡大橋

地域での整備内容は
①対流のエネルギー、
②異質な価値観、
③テクノロジーの進歩と想像力、
④ホームグラウンド、の4つである。

手法として、
①確実な計画、
②原理・原則の明確化、
③マーケット(市場)のことはマーケットに任せる、
④財政のことは行政が責任を持つ,
⑤行政は「マーケットとの対話」を適切に行う
明石のクラゲ

私的な指摘事項として「神は細部に宿る(God is in the detail)」と。
実際に何をするかは各自治体のすることと強調されました。
人を対流させるために常に移動のモチベーション・引力が必要である。
世代間で異なる価値観がある。今の若い人は動かない、消費もしない。
帰る家があること、そこには医療・福祉・子育ての施策が重要。
厚木はホームグラウンドなのか対流性なのか、両方なのか。
淡路のイモリ

まちをつくると人が来ると思うと痛い目に合う、との忠告がありました。

最後に、『エデンの東』に出てくるという「汝の罪を収めるべし」の「べし」は可能性であるとのことから、まちづくりの道は開いている、努力すればできる―と会場の受講者(議員と理事者)の奮起を求めました。
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  1. 2016/08/03(水) 16:41:12|
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