「なくそう原発あつぎの会」セミナー、パワーシフトの話

今年の夏は、3・11以降で初めて政府からの「節電要請」が無い夏となりました。
稼働しているのは川内原発(鹿児島)1か所のみ。
7月に再稼動を予定していた伊方原発はトラブルが相次ぎ遅れています。

そんな夏の7月24日(日)、アミューあつぎで
「なくそう原発あつぎの会」が主催するセミナー
「電気を選んで社会を変える!
   &福島の状況(帰還政策・健康被害など)」
がありました。
吉田明子さん

講師は国際環境NGO「FoE Japan」の吉田明子さん。
FoE Japanとは Friends of the Earth Japanの略で、地球上すべての生命がバランスを取りながら心豊かに生きることができる「持続可能な社会」を目指し、1980年から活動している認定NPO法人です。
具体的なテーマは ・脱原発と福島支援 ・気候変動、エネルギー ・開発金融と環境 ・森林保全と生物多様性 ・里山再生。

自然エネルギーを重視する電力会社を選ぼう

・電力システム改革と小売全面自由化
3・11以降、電力システム改革についての国民的議論があり、パブコメでも「原発ゼロ」を求める声があった。しかし、まったく無視されている。中央集権的な流れを変えていこうという動きがある。今年の4月から電力小売りが完全自由化となった。2020年には送配電部門が法的分離される。再生可能エネルギーは右肩上がりに増えている。

・電力小売全面自由化と現在の状況
登録小売電気事業者は全国で300社以上。安さが中心のアピールが多い。電源構成の開示は義務ではない。
4月から、電気料金請求書の裏面に「託送料金相当額」も書かれている。

・自然エネルギーの電力会社を応援しよう
   -パワーシフト・キャンペーン

家庭向け小売供給の見通しは厳しく、自然エネルギーの絶対量は少ないが、パワーシフト宣言で「再エネ電気を使いたい」の消費者の声を可視化して電力会社を後押ししよう。
自然エネルギーでの電力供給を国に働きかけよう。

・「安さ」ばかり求められると・・石炭火力、原発推進に?!
安さをいうと石炭火力や原発の推進につながる。安さだけではない選択で非化石電源の活用を。
2014年は原発ゼロでも温室効果ガスは低減している。自然エネルギーが主役の社会をつくろう。
何も言わないと原発推進に加担することになってしまう。

・デンキを選べば社会が変わる!2016年~パワーシフトへ
電力会社を選べるって?

講演後に福島から神奈川県に避難している方と講師との対談がありました。
現地での放射線量は高い状況での避難指示区域の解除と賠償打ち切り、来年の3月で避難指示区域外の避難者への無償住宅供与の打ち切りなどが話されました。

最後に会の共同代表から話がありました。
 「一人ひとりの暮らしの中で再エネを選んでいく。
生活のレベルから意識して変えていくことを積み重ねることが、原発廃止の大きな力になっていく。
 会は2013年5月に発足した。
私たちは電気を福島から貰っていた。
事故から2年が経ち、このままで風化させてはいけない、学ぶことを繰り返しやっていきたいと思った。
原発事故を二度と起こすことのないよう、映画や講演会をとおして、一人でも多くの人に語りかけていきたい。」

一人ひとりができることがあります。
そして、政治ができること、政治にしかできないことがあります。

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  1. 2016/07/26(火) 10:51:04|
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