『茶色の朝』を読んだことがありますか?

『茶色の朝』は、1998年のフランスで極右政党が躍進した時、抗議の意思表示として、フランク・パヴロフが書いた、わずか11ページの物語です。
    茶色の朝

ペット特別措置法(飼い犬の色は茶色、猫も茶色に)など新しい法律ができていく。
批判した新聞が廃刊に。
出版社が裁判にかけられる。
何か変だなと思いながらも流されているうちに、友人が逮捕される。
警戒すべきだった、抵抗すべきだったが、ごたごたはごめんだと考えて眠れぬ夜。
夜明け前の茶色の朝に誰かがドアを叩く(飼っていた猫が茶色ではなく白黒だったために逮捕されるのであろう)。

日本では2003年12月8日に発行されました。
メッセージ「やり過ごさないこと、考えつづけること」を寄せているのが、東京大学大学院教授・哲学者の高橋哲哉さん。
「現代日本の社会に生きる私たちにとっても、無縁ではない。
「茶色の朝」を迎えたくなければ思考停止をやめること。
考え続けること」と。

真っ赤なボケ

3月21日に海老名市内で、高橋哲哉さんを講師に「力によらない平和な未来をつくるために私たちは何ができるか?だまされないために事実真実を知るための学習会」がありました。
原発事故直後の「政府の力だけでは皆様を守りきれません」と首都圏避難を呼び掛ける首相談話草案、
事故以前の国会で巨大地震の発生で危険についての質問に「万全の態勢を整えている」と繰り返した安倍首相(当時)の答弁、
現行憲法と自民党の憲法改正草案の比較など、
具体的な説明をしながらの講演でした。

「人間の安全保障・平和を考える=ヒューマンセキュリティ=哲学=批判的にみる、自分の頭で徹底的に考える。
諦めては終わり。
希望を捨ててはいけない。
日本人は騙されてもついていくところがある。
典型が戦争。
先の戦争では軍部が「勝てる」と国民をだました。
原発では国も電力会社も「絶対安全」と言ったが福島で事故が起きた。
責任がはっきりしていない。
真相も解明されていない。
ネットではデマも流れている。
何が真実かを見抜く力が重要である」。
 馬酔木

ちなみに、厚木市議会では市民から戦争法廃止などの陳情が出されましたが、常任委員会審議の中で、保守系議員から
「外交防衛は国の専権事項なので意見書を出すべきではない」
「我々は与党なので、国のすることに反対できない」などの発言がありました。
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  1. 2016/03/31(木) 06:21:06|
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