スポーツ人のつどいで室伏重信さんの講演「競技スポーツと人の可能性について」

3月12日(土)の午後3時から「第43回厚木市スポーツ人のつどい」が開かれ、全国大会で優秀な成績を収めた選手の表彰と、全国大会出場選手の紹介と懇談がありました。
式典に先立っての講演会では、ハンマー投げのオリンピック元日本代表で「アジアの鉄人」といわれた、中京大学名誉教授の室伏重信さんが講師です。
アテネオリンピック金メダリストの室伏広治さんの父でもあります。
「競技スポーツと人の可能性について」をテーマに、ご自身の経験を中心に話されました。
室伏重信さん

競技はレジャーとは違う。
目標は勝つことと記録。
陸上競技は人種間の優位差がかなり出る競技。
100m走は世界のベスト100のうち白人が1人、黄色人種が1人、あとは全て黒人。
手足が長く頭が小さい、重心が前にあり背筋・臀筋が発達している。
走跳投歩、どれも黄色人は不利であり不向き。
陸上は黄色人には難しい競技である。
ハンマー投げは人気もなく、金も入らない、社会的地位を得られるものでもないのに、なんでやってきたのか。
「高まること」により喜び、幸せ、自信を持った。
ずっと考えて到達したのは「活力をもつ」ということ。
シャブシ①

初めに何をすべきか。
より高まるものを見つけるには、素質を良く見極めなければならない。
個々の素質を知ることである。
素質は体力・体型・感覚である。
 ・体力:瞬発力・持久力
 ・体型:世界のトップ選手に近いもの
 ・センス:スキャモンの成長曲線
運動の感覚は小さい時からやらないと身に付かない。
トレーニングではない。
平衡感覚・リズム感・模倣・空間感覚、ありとあらゆるもの、幅広く色んなものをやっておかないとダメ。
自分は息子(広治)が9歳の時3日間だけ1日6時間、ハンマーの練習をさせた。
小さい時にいい指導者について感覚を身に付けることを深くやっていかなければ。
シャブシ②

どうしたら高まるか。
生物の法則は「自発的運動」「刺激に反応」「食物を取り入れエネルギーに変化」「生殖により同種の個体をつくる」。
このうち「刺激に反応する」ことがトレーニング。
肉体も精神も刺激に適応させ高めることができる。
どのように刺激を与えるか。
刺激は強弱と種類。トレーニングの原理は過負担と特異性。
全面(バランス)・意識(内容を理解する)・漸進(少しずつ)・反復(繰り返す)・個別(ここに違う。同じメニューではまずいものもある)性。
シャブシ③

壁・スランプをどう乗り越えるか。
心技体。
努力しても伸びない。
結果があるのは原因があるはず。
二人の先輩の動きを映像で研究し、効率のいい動きを考え、体で表現した。
技の追及により道は開ける。
精神・肉体ではどうにもならなかった。
技だ。
根本はアイデア。
息子が実証した。
山へ登るのにもいろいろな道がある。
色んな方向から見る。
いろいろ考えるとアイデアが出てくる。
時間はすごくかかるが最適な方法を考える。
室伏さん、歩く

スポーツだけでなく、いろいろな場面にも対応できる内容でした。
この日は他にも多くの行事があり、講演会後の式典と懇談会には多くの市議が参加しましたが、講演会に参加したのは私だけ。
得した気分です。

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  1. 2016/03/15(火) 06:11:06|
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