実話満載の、お墓えらびの講演会

自分らしいお墓えらび
  ~知っておきたいお墓の基礎知識~

10月30日(金)の午後1時30分から厚木商工会議所の5階大会議室で、今年度の第2回消費者問題講演会が開かれました。
講師は、日本エンディングサポーター協会代表理事の佐々木悦子さんです。
講師

前回の同講演会は、お葬式の話でした。
今回はお墓の話です。
資料のタイトルが「~お墓の継承と供養~
跡継ぎのいないお墓・自分らしい埋葬方法とは?」というものでした。

講演の初めに話された事例。
 独身の一人娘、母は無く、父が亡くなった。
 お骨は、父の兄に頼んで墓に入れてもらった。
 その後、遺品整理をしていたら、墓地・墓石を購入していたことがわかった。

という事で、自分で考えていても、誰かにちゃんと伝えておかなくては、役に立たない。
また、本人の希望といっても、実現し難いことは、ただの身勝手でしかない。
(さすがに、数多くのトラブルの相談を受けているだけあって、ソフトな語り口ながら、はっきり言い切ります。)
そもそも終活とは?

お墓は祭祀財産の一つで承継は民法により家や土地などの財産とは区別され、承継は一人だけ。
Q)お墓の承継は誰が?
 生前に承継者を指定(口頭でも)。または遺言で指定。
 指定しないと→家族や地域の習慣による。
 決まらないと→家庭裁判所に調停、または審判を申し立てる。
 →裁判所が決める。

Q)お墓の承継の手続きは?
 墓地管理者へ届ける。
 ・境内墓地の場合 お寺へ届け、檀家としての立場も引き継ぐ。
 ・霊園にある場合 霊園の管理者へ届ける。
 ・承継者の所有地にあった場合 土地の相続登記をする必要がある。
祭祀継承者とは?

Q)一人っ子同士の結婚で承継はどうなる?
 双方がそれぞれの先祖の墓を承継
 デメリットは管理料や供養料など費用面での負担が大
 *お墓を「改葬」=お引っ越しするのも一つの方法です。
一般的なお墓の改葬の手順 
 ①新墓地を準備
 ②新墓地にて「受け入れ証明書」発行
 ③役所へ改葬許可申請
 ④役所から改葬許可証交付
 ⑤旧墓地から遺骨を取り出す
 ⑥新墓地に納骨
改葬では管理者(住職等)のサインが必要だが、住職ともめるのが一番多いとのこと。
お墓のことを決めてしまってからでなく、事前にこう言えばいいですよとのアドバイス。
「だんだんお参りに来るのが難しくなると考える。子供も田舎に戻らないと言っている。お参りもままならない。先祖供養ができない。寺には草茫々となって迷惑がかかる。お引っ越ししたいが」と、供養をしたいことと、寺に迷惑がかかるのが申しわけないことを伝えて、先にお伺いを立てるといいですよ。
墓地選びのポイント

Q)子どもがいない場合、先祖代々の墓はどうなりますか?
 ①信頼できる人に管理を頼む(承継者を指定)
 ②お寺にあらかじめお布施を納め、一定期間管理してもらった後、共同の永代供養墓へ合葬してもらうよう依頼する
 ③無縁仏になる
 * 墓地の使用者が死亡したり管理料の未納が3年続いた場合には、一定の手続きを経て無縁仏を自由に処分できることになっています(墓地埋葬等に関する法律)が、民間だと、すぐ更地にされてしまうとか。久しぶりにりに墓参りに行ったら、お墓が無くなっていたという事も。

他にも、相続や散骨・分骨、墓石の購入・リフォームなど、経験に基づく話がありましたが、最後の一言は「お墓は一人では解決できない。ご相談を」でした。
エンディングサポート協会

取材のつもりで講演を聞きに行ったのですが、私自身が両親の墓の承継者でお寺から連絡が届きますので、自分のこととしてしっかり聞いてしまいました。
今すぐのことではないにしても、知っているのと知らないのではずいぶん違いますからね。
実父の葬儀でも、事前に生協の学習会に何度か行ったり連絡先も確認していたので、慌てないですみました。
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  1. 2015/11/09(月) 06:07:24|
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