筑波メディカルセンター事務局長の講演~地域医療構想への戦略

10月29日の地域医療政策セミナー、初めの講演は
何が求められるのか?誰が担うのか?何ができるのか?
~地域医療構想を医療経営視点から戦略策定する~
講師:公益財団法人 筑波メディカルセンター
       事務局長  鈴木紀之氏
鈴木紀之氏の講演の様子

自治体病院の皆さんへの具体的提言と問題提起を目的として、
病院の実際の経営状況のグラフを示しながら、
グラフ

①民間病院現場発医療経営&組織運営実践報告

②訪問調査(サーベイヤー)活動から得た、全国の自治体病院の実態を踏まえた効果的・効率的な活動を提案していく

③地域医療構想&診療報酬改定&地域住民ニーズへの適切な対応を念頭に置く

④自治体病院の地域別主体的戦略戦術策定支援

との内容の講演でした。

筑波メディカルセンターは1985年会員、一般450、感染症3の計453床。
うち、救急救命センターが30、県の地域がんセンターとして156床。
今年7月1日、もと町立病院の40床の移管を受けて増えたばかりだそうです。
まるっきりの民間病院ではあるけれど、地域医療支援・災害拠点・臨床研修・地域がん診療連携拠点病院です。
道を挟んで向かい側には、800床の特定機能病院である筑波大学付属病院があるという条件の中で、経営努力を重ねて、いわゆる黒字病院であることが話されました。
説明の画像文字

自分の病院の価値・評価が、外部からどう見られるのかを意識する必要がある。
自院の客観的な立ち位置、自画像を意識し、把握する。
全国にある8540の病院を支えるマネージメントスキルについて、それぞれの病院のオリジナルのシナリオを個々に考えていかなくてはならない。
都道府県が策定する「地域医療構想」の実現に向けた対応が必要であるという事。
ただし、病院は建物だけ立派でもダメ。
人がかれると病院はかれる。人を切ると病院は傾き、病院の将来は無い。
病院が最高に!

講演後の質疑の最後に、「未収金の回収について」がありました。
その答えは「とにかく根気です。
電話や郵便などで粘り強くやる。
業者に丸投げしない。
入院課の職員が「お金はありますか」と聞く。
危ないと思う人は、そーっと自治体立病院へ置いてくる。
徴収を徹底的にやる。
(未収金を)未然に防ぐレーダーを出す」
と言ったのには、ビックリ。
(講師が笑い療法士2級であることを考えれば、ことばの綾なのか?)
落語家風
そうなんです。
自治体病院というのは、民間で診てくれない患者さんも診るのです。
それが、民間ではできない、自治体病院の役割でもあるのです。
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  1. 2015/11/04(水) 06:25:50|
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