広くてゆったり、大崎市民病院の視察

10月19・20日の2日間の日程で、宮城県大崎市にある、大崎市民病院に行ってきました。
厚木市立病院特別委員会の、年に一度の他自治体病院の視察です。

大崎市は、宮城県の北西部にあり、平成18年に古川市、松山町、三本木町、鹿島台町、岩出山町、鳴子町、田尻町の1市6町が合併してできたところで、面積は796.8k㎡、人口は13万4千人で4万9800世帯。
厚木市(93.84k㎡、22万5千人、9万5800世帯)と比べれば、広くてゆったりしているなあと。
県の農業試験場があり、そこでできたのが、ササニシキ!
市役所には「大崎地域を世界農業遺産に」との大きな垂れ幕がかかっていました。
観光では鳴子温泉が有名ですが、視察先から車で30分という事で、残念ながら行けませんでした。
9月の豪雨で堤防が決壊したところを車で通りかかったのですが、ブルーシートが何箇所も、またホースが十本ほどかかっていたところもありました。
ブルーシートの川
病院の近くまで水がきたという事です。
 
大崎市民病院は、平成26年6月に現在地に移転新築、敷地面積は3万2188㎡、建築面積1万1740㎡、地上9階地下1階で延べ床面積は4万8435㎡。
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カフェやレストラン、コンビニ、ヘアサロン、各病棟に食堂・ラウンジもあり、市と同様に、広くゆったりしたつくりです。
福利厚生施設も立派なのがあってビックリ。
ここでは妊婦さんのヨガ教室などもするそうです。
トレーニングルーム

県に4つある2次医療圏の大崎・栗原地域27万人の中核拠点病院として、大学病院並みの3次医療を担っています。
診療科目は今年10月1日から小児外科を追加し、43科目―という事になっていますが、質問したら、実はこれからとのこと。
用地の確保を聞いたら、もともと図書館用地として市が持っていた土地で、買い足して病院として整備したのだそうです。

入院患者数は病床数は一般486、結核8、感染症6の計500床、入院患者数が年間13万6363人。
病床稼働率は今年度90%になりそうだとの話でした。
常勤医師101名中100名が東北大学から、1名が県のドクターバンクからで、研修医含め152名体制。
看護師は助産師24人、看護師488人、准看護師34名、非常勤は21人の計567人。さらに増やしたいとのことでした。
事務職は常勤が51人、事務補助・外来クラークの非常勤122人等を合わせて174人。
経営形態では、地方公営企業法の全部適用(全適)が昭和36年4月からです。
地方公営企業法は昭和27年に施行されていますが、ずいぶん早くに病院を全適にしています。
厚木市立病院は当初一部適用で始まり、全適になったのが平成24年度です。
今回視察したのは大崎市民病院本院ですが、3分院(鳴子温泉170床、岩出山95床、鹿島台70床)と1診療所(田尻)、健康管理センターがあり、医療材料などはまとめて安価に仕入れているとのこと。
健康管理センターは元の病院を整備して使っています。

病院の視察では、その地域の周辺の医療施設を含めた医療環境がどうなっているのかも注目します。
自治体病院を単独で見ると、厚木市立病院より患者数が多いとか、特化した医療をしているなどがありますが、周辺の病院や診療所との連携や競合により、住民の医療を提供することになるのですから、単純な比較はできません。
災害拠点病院など、自治体病院としての役割を地域の中でどう果たしていくのか、見ていかなくてはなりません。
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  1. 2015/10/23(金) 16:34:41|
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