すみ厚の学習会「マイナンバー制度」って何?

2015年5月24日(日)、アミューあつぎルーム610で、すみよい厚木のまちづくりを考える学習会が開かれました。

「マイナンバー制度」って何?
―あなたの個人情報を一括管理・その目的と問題点―

講師は 神奈川県保険医協会の知念 哲さん。

2013年、共通番号法が成立しました。
今年10月から国民一人ひとりに12ケタの番号が住民票の住所に送付されます。
希望者には顔写真付きの個人番号カードが交付され、来年1月には利用開始が予定されてます。
しかし、社会保障・税番号制度=「マイナンバー制度」という言葉は聞いたことがあっても、内容や目的を知っている人はどれぐらいいるでしょうか。

普通は自分の情報をどこの誰に伝えるか自己でコントロールしますが、今制度では個人の主体性が無くなります。
自分に関する情報が、自分の意思と全く関わりなく使われることになります。
マイナンバーは情報問題です。

制度を進める国は、利便性の向上や行政の効率化、公平・公正のメリットを言いますが、既に各自治体は情報連携システムをつくっていて手続きを簡素化しています。
一生涯で数回程度の手続きの利便性がそれほど必要なのか疑問です。
初期費用は5000億円、さらに年間数百億円の費用が必要と考えられ、ITハコモノとも言うべき新たな公共事業に他なりません。
公平・公正と言っても、海外口座への付番はできず、結局、中低所得者の管理になってしまいます。

また、マイナンバーは個人だけでなく、事業者にも責務と対応が求められます。
パートやアルバイトを含め従業員の給与支払いについても、行政へは12ケタの番号を使う事になるとのこと。

当初は社会保障と税・災害に関することに利用するはずが、特定健診や予防接種などの医療情報にも利用範囲を拡大しようとしています。
民間にも際限なく利用されかねないマイナンバー制度には、情報漏えい・流出、成りすましや詐欺などの犯罪を防ぐ手立ては無く、リスクがメリットをうわまわるものです。
住基ネットは施行から10年、普及は5%程度、身分証明書として使われることが多く、なり済ましの犯罪は無い。

世界では、このような一括管理でなく、分野別番号・分散管理が主流です。
イギリスでは稼働したが、国民の運動で廃止になった。

私達は何をすべきか。国民監視、医療・社会保障費の抑制が目的であることを、国民の大半が知らない。
問題があることを知り、少なくとも、来年1月施行の延期の要求をしていこう。
運動を一元化するために「「共通番号いらないネット」が立ちあがりました。
http://www.bango-iranai.net

5月26日、厚木市では、マイナンバーに関する条例についての市民説明会を開きました。
市民の関心は、あまり高くなさそうです。
また、6月1日から7月1日目での1ヶ月間、マイナンバーに関してのパブリックコメントをします。
どんどん意見を出しましょう。


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