視察ー北九州市「いのちをつなぐネットワーク」

5月13日(火)・14日(水)の2日間、市民福祉常任委員会の所管事項調査がありました。
行先は北九州市。
北九州市は、1963年に門司・小倉・若松・八幡・戸畑の5市が対等合併してできた政令指定都市で、昨年、市政50周年を迎えたそうです。488k㎡で、100万都市といいながら、平成22年の国勢調査では97万人強、高齢化率は25.1%、年少人口が12・9%。

なお、厚木が93.83k㎡、22万4千人で、高齢化率17.9%、年少人口13.7%です。

今回の視察は3件。
13日
・いのちをつなぐネットワーク
北九州といえば、生活保護を受けられずに「おにぎり食べたい」と書き残して無くなった事例が有名です。それらの経験を踏まえて、住民が孤立することなく、支援が必要な人を福祉につなげることができるように、地域全体で見守るというものです。
地域全体で困っている人に気づく「見つける」、支援できる人につなげる「つなげる」、できることから、見守りの輪に参画知る「見守る」が、キーワード。新たなネットワークを立ち上げるのでなく、既存の仕組みをいかして、住民、関係団体、民間企業、行政が一体になって取り組もうと、平成20年から開始されました。
対象は全ての年齢ですが、高齢化率が高いこともあって、高齢者が多くなっています。

戸畑
・子ども・若者応援センター「YELL」
ひきこもりなど、社会生活に困難を抱えるおおよそ15~39歳の人とその家族を対象に、相談・支援をします。運営は民間に委託。キャリアカウンセラーのセンター長を始め、臨床心理士や教員資格をもつ職員が4人という、市の施設の中にある小さな場所ですが、開設から3年半での利用者は延べ1万302人にもなるとのこと。最初の対応はここですが、その後は個人に合わせて、さまざまな関係機関との連携で、対人関係改善や就職へ向かえるように支援をしていきます。
「YELL」の前

14日
・子育てふれあい交流プラザ”元気のもり”
小倉駅から見える黄色い建物の中にあります。この歩道の上は太陽光発電のパネルです。
小倉駅から元気の森へ向かう
小倉駅近くのビルの3階にある、3078㎡の広さの施設です。
子育てふれあい交流プラザの入り口

0歳から就学前の親子や妊産婦さんが対象で、子育ち・親育ち・地域子育ての3つについての支援機能を持たせています。
子育ち、親育ち、地域支援

プレイゾーンは木製の遊具がたくさん。落書き、絵本、水、音、屋根裏部屋など、、たくさんのコーナーに分かれています。
広々したプレイホール
木の玉のプール
足こぎのメリーゴーランド
お話コーナー
屋根裏部屋からプレイホールを見る
お母さんのためのリラックスルーム
危険はこんなところに

計画に当たっては、子育て関係の団体等から意見を聞き、識者を入れてじっくり検討して、子どもの目線を重視して作り上げたとのことです。視察をしながら、何度も、しゃがんで見てみました。大人の目線と子どもの目線は、確かに違います。
プレイゾーンの利用はゼロ歳は無料ですが、大人が200円、小学生以下が100円。
子育て支援では、「初めて抱くのが、わが子だった」という人が多くなり、親の不安や負担の解消に役立っています。
また、地域の子育て支援団体に活動や情報、、人材交流の場を提供。

今回の視察では、高齢者等、若者、子どもと、対象は違っても、共通するのは「人間関係」です。
家族、友人・知人、近所など、様々な関係の中で自然に学び、助けられていくものかと思うのですが、それがうまくいかない社会になっていることを感じています。
「自助」「共助」が強調されがちですが、一人一人ができることは何か、また、行政がどこまで関わっていくことが必要なのか考えていかなくては、なんでも個人の責任にされたり、あるいは、なんでも行政がやれ、ということになってしまうのではないかと思います。

帰りに旦過市場を見てみました。どの魚やさんにも、、サンマやイワシの「ぬか炊き」が、ありました。
クジラを売ってるお店もありました。
旦過市場でクジラのベーコンを切っていた



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  1. 2014/05/19(月) 12:34:37|
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