放射線等に関する副読本などを聞く―雪の日の一般質問

本日は厚木市議会2月定例会、一般質問の初日でした。
朝起きると、天気予報通りの雪。
遅れちゃいけないと、早めに出て、車で遠回りをしたら、なんと道は空いていた。
9時に始まり、昼は野菜たっぷりのおいしい弁当で腹ごしらえ。
緊張しつつ一般質問をいたしました。
大雪で、傍聴に来られなかった方が多かったようですが、足を運んでくださった方に感謝。
この様子は1週間ほどで、厚木市のホームページで見ることができます。
文部科学省の「放射線等に関する副読本」はおかしいことは教育委員会も認めました。

この日、雪の朝

登壇での私の発言

 平成24年はもう2ヶ月経ちますが、今年1回目の議会です。年の初めに多くの方がそれぞれの目標を立てたのではないでしょうか。
調和と言った人もいますし、決断と言った人もいます。
 私は昨年、「一日三食」という目標を立てましたが、3月11日の地震・津波、それに伴う福島第一原子力発電所の事故があり、それまであまりにも当たり前と思われていたことが、できないという状況になりました。
放射能が飛散して、安心して一日3回の食事をとることが困難となってしまいました。
 放射能の危険を、子どもたちに教えなくてはならない状況であるにも関わらず、文部科学省の「放射線等に関する副読本」は安全ばかりを強調したものになっています。そんなものを使って子どもたちが放射能から身を守ることができるでしょうか。

 また、一日3回の食事をとるには、それなりの収入も必要です。
そのためには働かなくてはなりません。
 総務省が発表した2011年の労働力調査によると、非正規労働者の割合は35.2%、男性全体では20.1%、このうちこれから結婚・子育てをするであろう15歳~24歳が49.1%、 女性は54.6%と過半数が非正規となっています。
 継続して安定した収入が得られない家庭や、ひとり親家庭が増えている現実の中で、市内で保育所に入れない乳幼児や学童保育を受けられない児童がいます。
 子育て環境日本一を目指す厚木市として、待機児童をどう解消していくのでしょうか。
 第180回通常国会で野田首相は、施政方針演説の中で、「社会保障と税の一体改革」を言い、安心して子どもを産み、育てられる社会をつくるためとして子ども・子育て新システムの構築を急ぐことを盛り込みました。
このシステムが本当に厚木の子どもたちにとってよい制度となりうるのか、特に待機児童解消について伺います。

以下は市長・教育長答弁

1、放射能汚染から子供を守るための取り組みについて
ア 文部科学省の放射線等に関する副読本について
 (ァ) どのように活用するのか。


教育長)副読本につきましては、各小・中学校において、児童・生徒の実態や発達段階等に即して、必要に応じて活用することとなります。
 特に、中学校の理科においては、新学習指導要領に基づいて、放射線について指導することとなっております。
 児童・生徒が学習意欲を高め、習得した正しい知識を実生活で役立つ力とするためには、副読本を活用して授業を行うことも効果的な手法の一つと考えております。

イ 野外活動における児童・生徒の安全確保について
 (ァ) 安全基準をどう設定し、どう対処するか。


教育長)本市の放射線量の安全基準に基づいて対処しております。
 各学校で実施する野外活動場所を始め、小学校の修学旅行先である日光市の主な観光地の放射線量につきましては、現地調査の結果、本市の基準を下回っております。
 教育委員会といたしましては、修学旅行の実施に係る情報収集を綿密に行い、引き続き各学校に対して助言していくとともに、状況の変化に迅速に対応し、児童の安全の確保に取り組んでまいります。

2、子育て環境について
ア 児童の放課後の安全について
 (ァ) 学童保育の現状と課題は何か。
 (ィ) どのような対策を考えているか。


市長)留守家庭児童クラブにつきましては、市内二十三小学校全てで、一時的余裕教室を活用し、公設公営で運営しております。
 核家族化・女性の社会進出など社会環境の変化等により、児童クラブへのニーズは増えている状況でございます。
 この様な状況を踏まえ、一時的余裕教室の確保及びプレハブの専用施設の設置により、受け入れ定数をふやすことと併せ、地域型の児童クラブの育成・支援に対する次補助制度も実施するなど、地域ぐるみで子育てを支援する体制づくりに努め、子育てしやすい環境づくりを推進してまいります。

イ 保育所の待機児童解消について
 (ァ) 現状と課題は何か。
 (ィ) どのような方策を考えているか。

市長)これまで、「保育所待機児童ゼロ戦略」により、認可保育所の新設や本市独自の「認定あつぎ保育室」の創設などにより、受け入れ定員の拡大を図ってまいりました。
 今後につきましては、少子化の推移を踏まえ、既存の施設を活用し、本厚木駅に近接する「認定あつぎ保育室」二園の増設や幼稚園と保育園の機能を併せ持つ「認定こども園」の開設などのより、受入児童数の拡大を測り、待機児童の解消に向けて取り組んでまいります。

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  1. 2012/02/29(水) 19:00:00|
  2. 議会報告
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市民は厚木をどんなまちだと考えているか

厚木市では2年ごとに、まちづくりに対する考えや生活に関系の深い事項について、今後の市政運営等の資料とするために、厚木市在住の18歳以上の男女1500人に郵送で「厚木市民意識調査」を行っています。暮らしの状況、市の現状と将来や行政など15項目について質問しています。

昨年6月調査のものが、2月21日の厚木市議会全員協議会に報告がありました。
回収は815人、54.3%です。

「まちづくり」の項目の内容をご紹介します。
まちづくり全般の36項目について、5年前と比べた変化について、良くなったもの、変わらないもの、悪くなったものを聞いています。

良くなった
 1 ごみ処理及びリサイクル   67.5%
 2 環境保全と環境美化     34.8%
 3 放置自転車や歩行者の安全  32.6%
 4 人にやさしい市街地の形成
       (バリアフリー)  30.6%
 5 子どもを産み育てる環境   28.0%

変わらない
 1 災害に強い都市環境     71.5%
 2 男女平等を基本とした
           社会環境  71.4%
 3 人権尊重の意識       70.0%
 4 友好都市との交流      68.2%
 5 消費者の安全確保      66.7%

悪くなった
 1 商店街活性化の状況     48.4%
 2 就業環境          37.9%
 3 中小企業を取り巻く環境   28.3%
 4 犯罪や非行の防止      21.2%
 5 多様な生物の生息環境    17.0%

皆さんのまちづくりへの思いと比べていかがでしょうか。
この結果は市のあつぎ元気プラン第2期実施計画策定の資料にもなります。
2月下旬から市のホームページや、各公民館や図書館などの公共施設でも閲覧できます。市役所本庁舎1階の市政情報コーナーでは450円で販売します。興味のある方はぜひご覧ください。

私達は今調査だけでなく、引き続き実際に皆さんの生の声を聞きながら、市政のチェックをし要望をしていきます。



  1. 2012/02/22(水) 12:45:23|
  2. 活動レポート
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TPPに反対すると、犯罪者になる?

2月16日(木)、厚木市文化会館大ホールで、JAあつぎ主催で
TPPでどうなる?
もう一度考えてみよう~日本の農業・経済・暮らし~

TPPを考える学習会が開催されました。

主催者あいさつでは「TPPについて、政府から十分な説明がされていない。正しい知識を身につけ、もう一度TPPの事を考えていただきたい」との言葉がありました。

その後「TPP情勢報告とJAあつぎTPP交渉参加反対運動への取り組みについて」の報告がありました。
JAあつぎからは、厚木市議会へ2度に渡って陳情が出されています。一度目は継続でしたが市議会議員の任期切れで事実上の廃案、2度目にやっと国に意見書を出すことができました。どちらも、私は都市経済常任委員会の審議の中でTPP交渉参加による困難を上げ、賛成をいたしました。
IMG_0052.jpg

講演は東京大学大学院の鈴木宣弘氏で、
「TPPの経済・社会・環境・農業等への影響」

資料は24ページ、細かい字でぎっしり。最初に「全部話していたら明日になってしまう。これは家でじっくり読んでください。特に眠れない夜に読んでいただくと効果があると思います」と言いながら、1時間16分で話したのです。大変な勢いで、TPPが日本にとって、どんない酷いものかをまくしたてたという感じでした。

日本の国土面積の9割は反対との感触。なのに交渉参加の結論ありきで、国民の意見を聞くつもりはない。子どもだましにもならない見え見えの稚拙な政策決定プロセスは、民主主義の国家の体をなしていない。
TPPにかかわってきた研究者として、こんな事態になって申し訳ない。
関係者のみなさんが後ろ向きにならないことだ。どんな逆境をもプラスに変える不屈の精神が試される。
いざという時に国民に食料も提供できない、病気になっても治療が受けられない人が続出するような国に日本をするわけにはいかない。

1.震災復興とTPP
原発で国は「大丈夫」と言って取り返しのつかない事故を起こした。
事故後は情報隠蔽。でも、責任を取らない。  

2.TPPの内容
1)「開国」の意味
TPPはFTAの1種だが、例外は全くない。無法のルールの中で殴り合って、アメリカが勝つんだ。

2)日本は「鎖国」なのか
食料自給率40%。国民の体の原料の半分以上が海外依存。こんな体に誰がした。
「開国フォーラム」は何だったのか
具体的なことは全く示されず、中断したまま。

3)様々な安全基準の緩和
「対日年次改革要望書」で米国が日本に要求している事案は山のようにある。安全基準の緩和も含まれる。
BSE(狂牛病)検査、遺伝子組み換え食品、ポストハーベスト(収穫後農薬)、食品添加物など。
TPPで一気に求められることは明らかだ。

4)P4協定に着目
チリ、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイの4カ国協定(P4協定::160ページの英文の法律。物品貿易の関税は全品目撤廃。国際入札の低い基準額など)がベースになる。
政府はなぜ、この協定について何も国民に説明しないのか。

5)韓米FTAに着目
TPPは韓米FTAを強化するものになるが、日本政府は説明しようとしない。

6)例外なき関税撤廃の農林水産業への深刻な影響
すでに日本の食料の9割の品目は低関税。TPPで価格は暴落。田畑の荒廃は地域経済の荒廃に直結する。

7)情報操作か、情報操作以前の問題か
マイナス影響は農業だけではない。これまで守られてきた軽工業分野、サービス分野の金融、医療も。
政府は各省庁に懸案事項の検討支持さえしていない。政府は、日本がTPPに参加すれば何が起きるのか本当に考えていないのかも知れない。
IMG_0120.jpg

3.TPPを巡る論点
多くの間違いを指摘
・貿易自由化の流れは避けられないからやむを得ない
・最も優れた自由貿易
・農業が障害でFTAが進まなかった
・農業保護VS国益
・交渉すれば例外も認められる。離脱も可能
・影響評価に関する各種試算
・所得補償すれば大丈夫
・輸入米価格は60kg3000円でなく、9000円になる
・ゼロ関税まで10年あるからそれまでに規模拡大すればいい
・補てんの対象を大規模農家に絞ればいい
・日本のコメ生産は減少しない
・牛丼が安くなるからいい
・日本農業は過保護       などなど

4.対案の提示
1)アジアの経済連携の具体化

2)強い農林水産業のために

3)自分たちの食は自分たちが守る

4)食に安さだけを追求することは命を削り、次世代に負担を強いることになる

おわりに
徹底的な規制緩和で市場原理にゆだねればいいというのは、単純明快だが、極めて原始的で稚拙だ。
ルールなき競争の結果、大多数が食料も医療も十分に受けられないような格差社会が生まれる。
最適は中庸を見つけること。
TPPの議論をあきらめずに、前向きに、蜂の巣をつついたような動きをしていこう。

鈴木宣弘教授、花束を持って退場

鈴木教授の話しぶりに、TPP反対を強固に貫いている様子が伝わってきました。
最後の方で、周りからの忠告のいろいろを。
「手鏡事件で失脚した教授を知っているか。君もそうなるぞ。あんなことをでっちあげるのは簡単だ」
「CIAに狙われているぞ。金髪の女性が近づいてきても本気にしてはいけない。君がモテるはずは無いんだから」など。
冗談にしても、恐ろしい話まで出てきました。

ここではごく一部しか書いていませんので、興味のある方は鈴木教授の著書をご覧ください。
  1. 2012/02/19(日) 18:19:37|
  2. 活動レポート
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2月22日から 厚木市議会

年に4回の厚木市議会定例会。
2月議会は2月22日(水)から3月16日(金)まで開催、新年度予算を中心に審議されます。

議案書は議会初日の1週間前でなくてはもらえません。15日(水)に受け取ってから、必死で目を通します。
毎年2月議会に出される市長の施政方針は、A4で26ページにぎっしりです。
今日は、釘丸議員と二人で読み合わせをしたのですが、60分はかかりました。これを一人で読むのは、喉が丈夫でなくては。喉の弱い私は、すぐ声が出なくなってしまいます。

市政方針には、平成24年度の施策についてたっぷり書いてありますが、書いていないことの方を見なくてはなりません。
たとえば、高齢者福祉の充実について。特養ホームの待機者が600人と言う現実があることは議会でも確認していますが、その対策については、触れていません。「在宅福祉サービスの提供に努める」「家族介護者に対する支援」とは書いてあるのですが。
友好都市・網走の流氷

今回の議案は、一般会計、特別会計を含め、40議案。
全議案書に目を通し、実際に現地を見てくるのですが、いかんせん、本会議、初日まで1週間しかない。
いつものこととはいえ、必死です。


  1. 2012/02/16(木) 14:42:55|
  2. 議会報告
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全適前に、熊本市民病院を視察

厚木市議会の「厚木市立病院の整備・運営に関する調査研究特別委員会」では、年に一度、他市の自治体病院を視察に行っています。今年度は、平成21年から地方公営企業法の全部適用(全適)になっているということで、2月1・2日の二日間の日程で、熊本市立熊本市民病院を見てきました。

熊本市は人口73万人、昨年の春は九州新幹線が全線開通。秋にはゆるキャラグランプリの1位になり、空港に降り立つと、くまモンが!まちを歩くと、くまモンが!ホテルに行っても、くまモンが!
熊本県のゆるキャラ、くまモン!
水前寺成趣公園のそばの食堂で昼食をとり、市電に乗って熊本市立熊本市民病院へ向かいました。

まず、病院事業管理者である院長から「医療をどうもっていくのか、ネットワークをつくって検討中である。市民の医療ニーズに応えられる医療をつくっていきたい。3棟あるが、建物が老朽化しているので、耐震等の整備計画を次年度に立てていく」との話がありました。

委員長のあいさつの後、病院総務課から説明があり、質疑応答となりました。

Q 全適にあたり、業務委託は変わったか。全適前に給食調理業務を委託したとのことだが、その内容は。
A 全適にあたり委託をしたというのは特にない。
調理部門は栄養士を含め、直営で30人だったが、普通食を民間に委託し12名削減した。ラインを二つに分けている。委託するにあたり労基署に相談したが、指示系統に問題は無いとのことであった。

Q 運営形態について独立行政法人・指定管理者に移行する予定は今のところないとのことだが、その辺の議論は。
A 一適から、当時は、まず次のステップにということで全適にした。

Q 電子カルテの状況は。
A 看護記録など。医師のカルテについては、5年前は反対が多くできなかったが、今後予定している。当分は紙と電子との併用になる。

Q 病院事業管理者は、院長が引き続いてか新たに任命したのか。
A 全適前の院長が兼務した。

Q 累計欠損が25億円、全適で減になったか。
A 平成21年3月から改善計画を策定、15億の累積赤字であった。市民病院は2年で黒字になったが、合併した植木町の病院と合わせての25億である。

熊本城わきの坪井川

Q 独自採用は。
A 病院単独で、臨床工学士、作業療法士を採用。以前はできなかった辞退者の穴埋め採用もできて、看護師採用にも有効である。

Q 事務職員の民間経験者の採用は。
A 全適前のまま、辞令交付だけ。今後は考えていきたい。

Q 全適後の経営改善の取り組みは。
A アクションプログラム、92項目の目標を定めて達成率を出す。院内に多くの委員会を作り、進捗状況をみて改善などしている。

Q 職員の託児はどうしているか。
A 200m離れたところにある5階建て宿舎の1階に、院内保育所をつくって2年目。申し出があれば24時間対応。人材確保につながっている。次の取り組みは病後児保育。

Q 人間ドック11床の実績と、他の医療機関との競合はないか。
A 検診センターは無く、病棟で対応。1日3~4人枠で年間300人、うち50人が泊。競合するほどではない。

Q 全適で実感されるメリット、デメリットは。
A 経営についての変化は特に大きく感じることは無い。
  病院事業管理者の決済でやれるので、やりやすくなった面はある。

Q 議会には誰が出席するのか。
A 管理者は、委員会・決算・病院特別委員会は必ず出席、一般質問・本会議最終日は関係議案のある場合のみ出席、臨時会・本会議初日は出席しない。事務局長は委員会と病院特別委員会のみ出席。 


この後、院内の施設、特に新生児集中治療室(NICU)や保育所を見学してきました。

熊本城は銀杏城ともいう

熊本市民病院では、議会事務局、院長の他に6名が出席してくださいました。厚木市立病は間近に迫った全適があるので、今回の視察では全適に関する積極的で具体的な質問が多く、丁寧でわかりやすい説明をうけて、大変勉強になりました。
今回は、メリットの方が多く聞けましたが、厚木市立病院が今後、市民のためにどんな病院になっていくのか、議員団としてもしっかり見て行きますが、皆さんも、お気づきのことがあればお知らせください。
  1. 2012/02/15(水) 14:59:46|
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道路改善要望に すぐ対応

1月28日、サンパークのイオン側の階段の、最後の一段で転んだ人がいました。
その段だけ奥行きが深くて、階段が終わったと勘違いしてしまったのでした。
段差がわかりにくい

道路維持課にそのことを話したところ、さっそく、現地を見て対応してくれました。
最下段の端に、シルバーの塗装。これなら、わかりやすいですね。
転んだご本人に話したら、喜んでいました。
上から見てもわかりやすい

毎年、車いすにのって市街地を歩いて、気がついたことについて改善要望をしている「まちうちのバリアフリーウォッチング」、今年は2月9日に市に要望書を提出しました。回答が届き次第、皆さんにお知らせいたします。
黙っていては変わらないけれど、声を上げることで変えて行くことができます。
道路だけでなく、生活をしている中で、気がついたことがあれば議員団にお知らせください。
道路が陥没しているとかカーブミラーが曲がったなど、市の道路については、道路補修事務所が速やかに対応します。
道路補修事務所:厚木市岡田1-11-10 電話225-2655
  1. 2012/02/14(火) 20:25:27|
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郷土資料館で、出前講座を受ける

郷土資料館には、昔の生活に関する資料がたくさんあります。
その資料を小学校に持って行って、出前講座をしています。

2月3日(金)は、郷土資料館の隣りにある厚木小学校の3年生2クラスの60人超が、出前ではないけれど講座を受けにやってきました。
館内を自由に見学

昔のくらしの勉強をしている3年生に、「道具から、昔のくらしのどんなことがわかるのかな」と学芸員さん。
まず、時代劇に出てくるような、高くて小さくて、下がまっすぐじゃない台のついている枕。「これで眠れたんでしょうか。ほんとに眠れるか実験してみましょう」。
実際に枕に寝てみました。「眠れない」。「首が痛い」。
「布団からはずしたということで、高さは解決。髪型はどんなだったかな」
「ちょんまげ!」
「下が丸くなっていますね。名前はなんでしょう。ヒントは乗り物」
「ジェットこーすたー」「飛行機」「電車」
「昔はありませんでした」
「船」「ヨット」「人力車」
「船の底に似てますね」
「ふなぞこ枕」―ピンポーン

という具合で、アイロンも出てきました。
昨年の節電と絡めて、電気のない頃のくらしを考えていきます。
さらに出てきたのが段ボール箱。
「これを運んでください」
片手でぶら下げる、抱える、方にのせる、押す、頭にのせる、それに、背負う。
天秤棒が出てきました。それから、背負子(しょいこ)。二宮金次郎が本を読みながら背負っているものです。
出前講座で行った小学校の校長先生は「小さいころ背負って薪を積んで運んだ。金次郎のように勉強しながらじゃない。もっといっぱい」だったそうです。
で、厚木史市3冊が入っている段ボール箱を、子どもたちが背負子で背負ってみます。子どもたちは「重い」「前かがみの方が簡単に背負えちゃうよ」。一人の子が「前のめり」と言ってたけど、それって、TPPや消費税増税で聞いた言葉かな。
背負子を背負う子

それから、館内を自由に見学。ただし、触っていいものといけないものがあります。
「筆箱かな」と言いながらアンカをみたり、背負子を背負ったり、東海道絵図を見たりと、賑やかに見て、学芸員さんにお礼を言って、2時間の講座はおしまいになりました。

歴史って遠くにあるもではなくて、自分に引き寄せてみると、とても面白くなります。ずっと昔からつながっているので、今の自分を大事に思えるのじゃないかしら。子どもたちが、郷土に触れるって大切だと改めて思いました。この出前講座市内全23校でとはなかなかいきませんが、私もとても面白く見まして、子どもたちには、とてもいい経験になるのではないかなと思いました。


  1. 2012/02/05(日) 17:35:16|
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つくばで、「子育て新システム」のひどさを学ぶ

2012年1月22日(日)
自治体政策セミナー in つくば 
専科Ⅲ 子ども子育て

新システム保育制度改革案と保育の危機
 現行保育制度の拡充で、待機児童を解消し、
     子どもに優しく、震災・災害に強い保育システムの構築を

帝京大学教授 村山祐一
講師の村山祐一教授

 政府は消費税率の10%引き上げに合わせ、現行の保育制度に替えて「子ども・子育て新システム」を導入しようとしている。幼保一元化は表向き、部分的な話であり、待機児の解消の幻想をばらまいているだけ。本質は、学童を含む保育にかかわる全てが根本的に変わってしまうことにある。財源も含めて子どもに関わる全てが動くことになる 児童福祉法と学校教育法の下で築いてきた諸制度を根底から変えていくことになる。
保育の課題が4つある。

①待機児解消のための国庫補助
  子どもに関する予算が日本は非常に少ない。財源は内閣府に。

②幼稚園・保育園の環境整備
  寝食遊が同じ場所。別にすべきだが、むしろ面積を下げようとしている。
  現在一人3㎡を2㎡にと厚労省。
  前厚労相は「なんで子どもは昼寝の時、敷布団を敷くのか」と発言した。

③世界一高い保育料
  OECD平均で親の負担は2割、公が8割。
  日本は親の負担が5割超、乳児を抑えての幼児を引き上げだと、
  全額徴収と変わらない。

④職員の処遇
  ワーキングプア層に支えられている。
  公立常勤だけが年齢に応じ上がるが、パート6割は民間と変わらない。

 これら4つの課題の財源保障について、何も審議されていない。待機児が多い現制度のどこが悪いのか、きちっと論議されていない。保育所が足りないことの検討が新システムではされていない。
 子どもにとって、どういう環境が望ましいかなんて、2の次になっている。
 一般の人には新システムはわかりにくい。国と自治体の責任がなくなる、補助金も入所の責任もなくなる。
企業が参入し、入所の契約が自己責任となり、差別化の恐れがある。
 新システムについての意見書を出す議会が増えている。
いろんな問題を出して、一部の人の悪い政策をどうやってストップさせるか。対抗するには世論しかない。
 新システムではなく、現行保育制度の拡充改革で、待機児童を解消し、子どもに優しく、震災・災害に強い保育システムの構築をしていくべきである。

つくばエキスポセンター
 この日のセミナーが終わってから、ホテルの近くを散歩。
ここは「つくばエキスポセンター」です。外から見ただけですが、そばの公園のトイレは、女子トイレだけでなく、男子トイレにも、おむつ替えのベッドがありました。
女子トイレ 男子トイレ

子育てって、楽しくも大変です。
保育所に安心して、子どもを預けられなければ、働くことができません。
また、子どもたちが日中ののほとんどの時間を過ごす場所が、安全で安心なところでなければ、子どもたちの育ちはどうなってしまうのでしょうか。
子どもを育てるのは、未来をつくることです。








  1. 2012/02/01(水) 17:19:59|
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