自治基本条例 ~ 意見交換会

 全国で100を超す自治体が制定している  「自治基本条例」。 
 神奈川では、県をはじめ、33時町村のうち、4市5町が制定しています。

 厚木市でも来年度の制定を目指し、これまでも、フォーラムや説明会が開かれました。
 昨年8月に発足した、公募の市民による 市民会議(厚木市自治基本条例の制定を考える市民会議) の主催で、6月に4回の意見交換会が開催されました。
 市民会議のメンバーにより、
    市民会議の これまでと これから
    自治基本条例について
 そして、
    市民会議の検討内容の説明   がありました。
     
 市民会議では、33人のメンバーが3つの分科会にわかれ、それぞれの担当を研究・検討・協議した結果をまとめたものを、今回発表。そこで市民の意見をうけて、具体をこれから詰め、8月下旬に市長への提言することになっているようです。
 
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 説明終了後の意見交換は、活発というわけにはいきません。
 前回よりは具体的になっているものの、まだ、はっきりした形ではありません。また、自治体の基本的なルールづくりでもありますが、すでに様々な条例で決められていることがほとんどです。自治基本条例について、よほど関心を持っていないと、捉えどころが無いのでは。
 参加者からは、 「選挙をやっても30~40%の投票率。市民の意識がその程度のレベルなのに、自治基本条例をどこまで一般化していけるか。絵にかいた餅にならないか」 との意見も出されました。
 厚木市の投票率は、そこまで低くはありませんが、市民協働と言って、自治会の負担が増えるのでは大変だとの不安の声もあります。
 私自身は、今回の内容のなかで、疑問を感ずるところがいくつかありました。

 市長への提言のあと、9月27日には、自治基本条例のフォーラムが予定されています。
 全体がどうなるのか、また、議会についてはどうなるのか。
 多治見市では、一度出された条例案が、全議員の否決で、修正したとか。
 最終的に、議会に下駄を預けられることになるのですが、わが厚木市議会では、どのようになるのか。どれだけの議論ができるのか、どうぞみなさんも、よく見ていてください。
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  1. 2009/06/30(火) 16:46:34|
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6月議会最終日  はじめての反対討論

 6月25日、厚木市議会6月定例会の最終日。
 採決の前に、各委員会の報告と、討論が行われました。

私は、議案2件と請願1件について討論を行いました。
 議員になって2年が8回目の議会ですが、これまでは、ずっと賛成討論ばかりでしたが、今回は、釘丸議員が賛成、私が反対の討論をすることに。
 私の討論は、以下の通りです。IMG_5705.jpg

 日本共産党厚木市議員団を代表して、               
議案第53号 厚木市営自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について
議案第57号 平成21年度厚木市一般会計補正予算(第1号) 
請願第 1号 地方議員年金制度の抜本的見直しの検討を求める意見書を
国に提出することを求める請願         
の3件について、反対討論を行います。

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まず議案第53号 厚木市営自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について です。
 中町2-2地区にある臨時駐輪場を、市営自転車等駐車場として条例の中に取り込むものです。現在、利用者から台数が多く出し入れがしにくいなど、不便だとの声は多くあり、今回提案されている整備・有料化により、改善されることになるでしょう。
 しかし、現在収容している自転車3,100台のうち、800台がはみ出すとなると、中心市街地での放置自転車が増えることが予想されます。民間駐輪場に800台分の余裕がある現在でも、実際に年間数千台の放置自転車が、三田と船子にある放置自転車保管場所に移動されています。今年度予算でも、放置自転車対策では4,367万8千円が計上されています。

 経費の面だけではありません。放置自転車が、市民や市への来訪者の通行の妨げになっていることは、明らかです。私は車椅子で本厚木駅周辺を歩いてみましたが、自分の両足で自由に動ける人にはわからない、不自由さを感じました。歩道上への看板の張り出し、商品の陳列物には商店に声をかけて移動してもらうことができました。
 でも、放置自転車は持ち主がそこにいませんから、移動してもらうこともできず、本当に、困りました。バリアフリーのために道路を整備しても、マナーが改善されなくては、甲斐がありません。

 また、有料化のために整備をしても、この駐輪場は恒久的なものではありません。具体的には決まっていないながら2-2地区は再開発が行われるため、その後の放置自転車対策も含めて計画されていない状態では、賛成できるものではありません。

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 次に、議案第57号 平成21年度厚木市一般会計補正予算(第1号) についてです。 
 今回の補正予算の中では、DV被害者特別給付金事業費として、95万6千円が計上されています。定額給付金および子育て応援特別手当が2月1日の住民登録に基づいて、世帯主に給付されるという仕組みのなかで、配偶者からDVの被害にあって避難しているために、居所を明らかにできない妻や子どもには給付されないという事態になっています。
 私たち日本共産党厚木市議員団も、4月にDV被害者等が受け取れない状況を解消するために市として対応するように要望書を提出しております。 給付金を受け取れないのは、DV被害者だけではありませんが、今回の市の対応を評価いたします。

 また、今回の補正予算では、総額4,945万1千円となる緊急雇用創出事業が計上されています。 非正規労働者のみならず、正規の労働者までが切り捨てられてしまうといった今の経済情勢の中、緊急な雇用対策は必要です。しかし、財源更生を含め10事業、77名うち失業者を74名、期間も2カ月から最長で半年間というものです。委託となりますので、事業費のうちの人件費は70%程度ということです。

 事業の内容ごとにみると、ゴミ集積所パトロール事業では、賃金が月額22万円とのことですが、期間はたった2か月。鳥獣被害防除員雇用事業では、期間は6か月ながら、ひと月5万円にもならないのです。失業対策といいながら、他の仕事をしている人は雇用できないとなれば、この金額、この期間で、一体生活ができるのか、雇用期間が過ぎたらどうなるのかとの不安があり、失業対策、雇用創出としては、とても十分とは言えません。

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 最後に、請願第 1号 地方議員年金制度の抜本的見直しの検討を求める意見書を
国に提出することを求める請願 
 についてです。
 今回の請願により、地方自治体の議会ではなかなか発言することのできない年金制度について、論議する機会を作ってくださった請願者の皆様に、感謝申し上げます。

 さて、厚生年金や共済年金に加入していた人が地方議員になると、それぞれの年金を脱退しなければなりません。そこで1961年に創立されたのが地方議員年金制度です。当初は任意加入の互助年金法として位置づけられ、翌年、地方公務員共済組合法に組み込まれ、すべての地方議員を対象とした強制適用の公的な年金制度となっています。
 地方公務員等共済組合法第11章にある地方議会議員の年金制度は、公務傷病年金、遺族年金、遺族一時金、在職3年以上12年未満で給する退職一時金、そして、在職12年以上の者に給される退職年金の5種類の給付金があります。

 請願者は、在職12年で受給資格が得られることに言及し、また、委員の中からも国民年金は25年の加入が必要なのに地方議員が12年でもらえるのが課題との発言がありましたが、そもそも、日本の年金制度で、大きな問題となっているのが、まさに、その部分です。
 6月11日の参議院厚生労働委員会では、日本共産党小池晃議員の25年という長すぎる資格期間の短縮を求めた質問に対し、桝添厚生労働大臣は、「最低10年はかけてもらわないと困る」との発言をしています。世界の年金受給資格期間は、「アメリカ10年、ドイツ5年、イギリス、フランス、スウェーデンには期間そのものがない」と厚労省の年金局長も答えています。25年もの長きにわたって掛け金を納めなければならない国は、全くと言っていいほど、ありません。
 私たちに来る相談の中でも、25年に不足していたため、まったく年金が受けられないという例も多々あります。年金制度の改善を国に求めていくことが大事なのではないでしょうか。

 年金制度の継続及び、廃止した場合の公費負担については、委員会で具体的な数字を挙げての発言がありましたので、ここでは申し上げませんが、総務省の「地方議員年金制度検討会」では、地方議員年金制度を将来にわたって安定した制度とするために講ずべき具体的施策について幅広く議論することを目的としています。
 請願では公費負担の増額のみを言っていますが、検討会では、公費負担割合を下げた場合、掛け金を上げた場合を組み合わせての何通りもの試算をしています。見直しの結果がどう出るかはわかりませんが、すでに、5月29日には2度目の検討会が開かれています。

 自治基本条例ならぬ市政基本条例を制定した岐阜県多治見市の西寺雅也前市長は、普通の人が議員になれるようにしないといけないと語っていました。
 地方議員専業率は、2008年には49.6%、特に都市部ではほぼ8割と、比率が高くなっています。
 議員やその家族の生活の安定を図り、誰もが議員になれる保障として、ひいては議員の質の向上のために、地方議員年金制度は必要であると考えます。
 
以上、議案2件、請願1件の 賛成討論を終わります。




テーマ:議会 - ジャンル:政治・経済

  1. 2009/06/26(金) 13:50:33|
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人形浄瑠璃 あつぎひがし座

6月21日(日)、厚木市文化会館。
人形浄瑠璃 あつぎひがし座 第三十五回自主公演 

 昭和46年、神奈川県立厚木東高校に、「人形浄瑠璃部」ができたそうです。その時の生徒が卒業後、発表の場を持ったのが始まりとか。今年で、35回目の自主公演となりました。厚木エコ特別大使になったタレントの榊原郁恵さんも、人形浄瑠璃部に入っていたらしい。
 この日は、東高校に人形浄瑠璃の種をまいた沼田貞芳先生の7回忌でもあったそうです。
 ホールに飾ってあった人形、結構、大きいものです。
 右手と顔を担当するのが「主使い」、左手の人、両足の人、の3人で1体の人形を動かします。足の使い手はどうしても低くなるので、他の人が、高い下駄をはきます。

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 市内には様々な伝統芸能の伝承者がいますが、高校生がつなげていくというのは珍しく、毎年、後継者不足が悩みの種だそうです。今年、4人が入部し、やっと人形を2体使えるようになったと、最初の演目では「二人三番叟」を6人の高校生が演じて、拍手喝采でした。
 「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」、時代物の、すれ違いの恋。三味線に乗せた浄瑠璃(語り)の重要無形文化財保持者・竹本駒之助さんが、何人もを演じ分けます。
 人形が、だんだん人形に思えなくなる不思議。惹き込まれてしまいました。

 郷土芸能の伝承では、各団体とも苦労しているようです。若い人が興味を持てるよう、市も一層、取り組んでいかなくてはならないでしょう。
  1. 2009/06/23(火) 18:06:51|
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衆議院選挙は近い 本厚木駅頭で笠木候補演説

 6月14日(日)の12時、本厚木駅頭へ、南関東ブロックの比例代表の予定候補者・笠木隆さんが来て、30分ほど、演説会。
 昨年だったか、あつぎ鮎まつりにお孫さんと来たことがあるそうです。先に釘丸議員がはなした、厚木市6月議会での介護保険制度への私の一般質問にもふれながら、国政を厚く、熱く、語りました。
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 外交でも、福祉でも、経済でも、今の政治はひどすぎる。今の日本を変えるため、
          いまこそ日本共産党。

  1. 2009/06/16(火) 19:22:20|
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道路要望を見に行って、ズッキーニ畑も見る

 市民の皆さんからの要望では、道路に関してが、一番多いかな。
 ある晴れた日、ある市民からの手紙にあった「市が狭い道路を広げる方法」を見に行きました。

 市道のカーブの内側に、色が変わっているところがあります。そこは民地。そこには、桑の木が1本あったそうですが、通る車に折られてしまったのだそうです。穴があいたと市に行ったらば、アスファルト舗装をして、境界に線をひいたそうです。線は跡形もなく、これじゃ、どう見ても舗装部分はすべて市道に見えます。
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 入口には、この看板がありますが、普通乗用車だけでなく、2トントラックまで通ることもあるのだそうです。道幅は3メートル程度、狭くてとても通れそうにないし、軽自動車だってすれ違いができません。
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 近くには、不思議な野菜畑。持ち主に許可をもらって写真をとりました。
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 ズッキーニがこんな風に、成るなんて、想像もしたことなかった。キュウリかカボチャのように蔓になるんだと思っていました。
 黄色い花が落ちて3日ぐらいで、大きく食べられるようになるのだそうです。横に出ている濃い緑色のが、ズッキーニの実です。
 種を貰った時、カボチャの種に似ていたので、カボチャみたいに広がるかと広く場所をとったら、上に伸びた、など、見たことも聞いたこともない外国の野菜を作り始めた頃の苦労話などきかせてもらいました。
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 ズッキーニさん、ありがとう。
 農家の皆さん、いつも、おいしい野菜を、ありがとうございます。
  1. 2009/06/15(月) 18:17:31|
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今議会のトラブル いろいろ

 厚木市議会6月定例会の真っ最中です。20人の議員が、10・11・12日の3日間で一般質問をおこないました。

 この3日間は、2年間で、一番トラブルが多かったように感じます。

   ○ 初日に予定をした議員が欠席し、順番が繰り上がった 

   ○ ある議員の発言が一時止められた

   ○ 残時間表示が動かない

   ○ ロビーのモニターに画像が映らない

   ○ 2人の議員の映像が録画できなかった


と、いったことです。
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 繰り上がりの影響を一番受けたのは、私です! 午後一時の予定が、午前11時に。
 いつだって直前の休憩時間は、情報をとったり原稿を確認したりと、緊張しまくりですが、いろんな準備を予定していた昼の時間がなくなるので、かなり慌てました。

 発言が止められた議員とは、民主党の佐藤議員です。環境行政について市長の公用車のアイドリングを指摘しているうちに、だんだん激してきて市長攻撃が止まらなくなった様子。
 議長から、ストップがかかりました。議場の端で議長の指導を受けて、発言訂正をしました。本人は、冷静なつもりだったのかもしれませんが、収まりがつかなくなりそうで、どうなる事かと思っていたら、やっと議長から、声がかかったのです。
 録画では、発言訂正の部分は音声なしの口パクになりますが、今回は、どの辺が消されるのか、興味のあるところです。
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それにしても、3日間お休みの奈良議員と、一般質問3日目にお休みの齋藤議員の体調が心配です。
  1. 2009/06/14(日) 17:36:36|
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元気商品券 即日完売の大行列

 経済が沈んでいる中、地域活性化のために、全国の自治体でも独自に定額給付金狙いの商品券が発行されています。
 独自の経済対策として厚木市では、市が10%の補助をだして、市内1000店舗以上で買い物できるプレミア付きの 「あつぎ元気商品券」 が発売されました。

 6月13日(土)の午前9時、商工会議所と、市の「にぎわい処」の2か所です。9時前に見に行くと、すでに、長い行列が。なんでも、先頭は7時から並んでいたそうです。
 9時の発売前に、商工会議所では会頭が、にぎわい処では市長が、挨拶。
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 商工会議所に並ぶ人々。どんどん増えていきます。もっと後ろには最後尾の看板を持ったお兄さんが立っていました。
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 商品券を扱う店には、こんな旗が出ています。市内各地にあります。
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 にぎわい処の前では、産業振興部の職員が、駐輪場の案内も。
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 並んでいる間に、購入券に記入しておきます。一人5冊、家族の分もかえますから、一人で10冊、20冊以上の人も!
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 にぎわい処の前で会った、シロコロホルモン探検隊の中村隊長も、いつもの甲冑姿ではなく私服で様子を見にきて、写真を撮っていました。
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 商工会議所(5千冊)は午前中に、にぎわい処(1万冊)は午後1時30分に、完売。
 今度の火曜日には、市内各JAで売り出しますが、すぐ完売になるのでしょうね。
 市内で今年10月31日までに3億3千万円分の商品券が使われることになりますが、本当に、それでいいの?
  
 かつての「地域振興券」は限られた該当者に自治体から送られ経済効果はあまりなかったけれど、申請しなくてはならない定額給付金への国民の関心は高い。
 この定額給付金、全国で2兆円の借金です。結局、国民の税金から、払わなくちゃならない。いずれは消費税12%という説が出ています。それで本当に、経済の活性化になると思いますか?

 国民の税金を、こんな使い方じゃなくて、国民の生活と暮らしのために使うべきだ。
 自民も民主も、中身は一緒。政治の中身を変えなくては、国民が安心して、年をとれないぞ。
  1. 2009/06/14(日) 17:36:32|
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6月定例会 一般質問

 厚木市議会6月定例会 

 6月10日(水)、一般質問の1日目。
 徳間議員、関戸議員、奈良議員のつぎ、午後1時からの予定でしたが、奈良議員、当日急に欠席となったため、繰り上がり、3番目、11時からの登壇となりました。
 午後1時から、傍聴に来て下さったり、インターネット中継をご覧の方々には、申し訳なかったのですが、こういう予想外のことも起こるのだと知りました。
 登壇での発言は、以下の通りです。
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 日本共産党厚木市議員団を代表して通告の諸点について質問いたします。

 介護保険制度は今年10年目を迎え、介護報酬の改定や介護認定基準の見直しなどが行われました。4月に実施されたばかりであり、事業所についても利用者についても、まだ実態が明らかになっていないということではありますが、現場では、すでに多くの矛盾が現れています。
 今回の介護報酬の改定では介護従事者処遇改善のためということで、介護報酬の3%引き上げが強調されていました。
 しかし、いざ、実施されてみると、加算された項目についても、事業所による手続きが煩雑になり、利用者側の負担増も多くなっています。先月、労働状況がどうなっているのかを聞くために、介護の現場で働く方々と懇談しましたが、処遇以前に、制度の矛盾に対する怒りの声が大変大きく出てきました。
 市内のある事業所からは、診療報酬の加算ができる人員や設備があるにも関わらず、登録のための手続き等が大きな負担になること、また、加算により、それまでと同じサービスなのに、利用者の負担が増えてしまうことを理由として、登録しないことを選んだという話も聞きました。加算のある事業所と無い事業所での計算が異なるため、ケアマネージャーの仕事が、非常に繁雑になっているとのことです。
 国の社会保障費について、まず削減ありきで、「保険あって介護なし」と言う人もいますが、高齢者が必要な援助を受けられないまま暮らしていかざるを得ない状況が広がっています。これを放置したままでいいはずがありません。
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 周りとの付き合いが少なく、ちょっとしたことを相談できる相手がない場合、やさしく声をかけるふりをして、だまそうという輩が近づく危険も増していきます。訪問販売しかり、振り込め詐欺しかり。お年寄りが狙われやすい詐欺事件が多発しています。
 高齢者だけではありません。幅広い年代の国民が、被害にあってから消費生活センターへ相談に行っています。
 5月29日、国会では消費者行政を一元化するために、消費者庁及び消費者委員会設置法、消費者庁及び消費者委員会設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律、そして、消費者安全法の3法が可決されました。
 これまで、政府の規制緩和や業界寄りの姿勢があったために、消費者被害の拡大や事故の多発があり、国民の安全・安心がないがしろにされていました。シンドラー社のエレベーターや、パロマガス湯沸かし器による死亡事故など、皆さんもご記憶のことでしょう。消費者庁ができることで、消費者の権利や利益を守る立場での行政が期待されています。
 厚木市の消費生活センターは市民にとってどんな役割をはたしているのでしょうか。
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 さて、今年の春は、世界中が新型インフルエンザに脅かされました。日本国内では空港での検疫と隔離といった水際作戦、厚木市では、昨年策定した行動計画を元に、対策会議を何度も開き対応を協議しました。
 特に厚木市立病院では、発熱外来を設け、東病棟のリハビリ患者さんを他の病棟へ移して、完全に新型インフルエンザ対応に変えました。幸いにも、当初恐れられていたほど毒性も強くなく、国内での発生が若干おさまってからは、リハビリ病棟の再開に切り替えるという柔軟性も発揮しました。この間の対応の中で、様々な課題も出てきたことと思いますが、それらを十分に検証し、新たな脅威が現れた時に対応できるような計画の見直しが必要ではないでしょうか。
 また、産科が休診しているなかで、妊産婦の受け入れはどうなるかという市民の不安の声もききました。
 産科診療の再開に向けての現状はどうなっているのでしょうか。
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以上、質問をまとめます。

(1) 介護保険制度について
    ア 制度の見直しによる問題の現状と課題について
      (ァ) 介護利用者の側の状況はどうか。
      (ィ) 介護を提供する側の状況はどうか。
    イ 制度の充実について
      (ァ) 厚木市としてどう対応するのか。

(2) 消費者行政について
    ア 消費生活センターの現状と課題について
      (ァ) 相談内容と対応の状況は。
    イ 消費者庁について
      (ァ) 消費者庁が創設されることで、どう変わるか。

(3) 厚木市立病院について
    ア 新型インフルエンザの対応について
      (ァ) 現状と課題は何か。
    イ 産科診療の再開に向けて
      (ァ) 再開に向けての方策は何か。

以上です。よろしくご答弁をお願いいたします。

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 実は、再質問は食後のひと時、午後1時からということで、、ちょっと笑いどころも作ったのでした。
 一般質問の全体の様子は、1週間後のインターネットで見ることができます。そちらも、ぜひご覧ください。
                            
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  1. 2009/06/13(土) 17:29:53|
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郷土資料館特別展示 「横浜とあつぎ」

 厚木市郷土資料館では、5月25日(月)から6月21日(日)まで収蔵資料展示をしています。
 「横浜とあつぎ~横浜開港150年~」IMG_5556_20090602180117.jpg

 今日、6月2日は、横浜開港150周年の日。横浜は、記念イベント「開国・開港Y150」( 愛称: 開国博Y150)で 賑わっていますが、横浜開港当時、厚木からもいろんな人が海外に飛び出していきました。

 今回の特別展では、明治中ごろ、国同士が約束した移民として、布哇(ハワイ)に3万人も送られたこと、その人々を相手に商売した、市内飯山の小島常吉さんの資料があります。当時、外国へいった日本人が、どんなものを欲しがったのかがわかります。
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 タイに渡ってシルクの指導をした人、カナダの義勇軍として参戦した人、仏教の布教に行った人など、厚木から多くの人が海を渡って行った様子を知ることができます。ここ厚木も、世界とつながっているのだと、歴史を実感できます。

 イギリス人写真家、フェリックス・ベアトは文久から明治にかけての20年ほど日本に滞在し、日本と日本人を撮影し、横浜で写真館を開き、写真を日本人に指導したようです。
 元は白黒写真ですが、市内旭町の写真店のご主人が技術を駆使して着色、凹凸も付けて油絵のような出来上がりにしていたのを、市に寄贈したそうです。
 ここは厚木市飯山、庫裡橋あたり。かつてNHK大河ドラマ 「毛利元就」 のタイトルバックにつかわれました。前の人が、立ち上がって歩いた映像をご記憶の方もいるのでは?
 額のガラスに、照明や私が写っていますが、実物は、どうぞ、郷土資料館でご覧ください。
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 自治体の施設で、指定管理者(運営を民間に委託)に移行するところが出ています。厚木市もすでに、市の施設を指定管理にしているところが何箇所かあります。
 しかし、経営優先ではできないことをするのが自治体の大きな役割であり、特に歴史や文化、自然など、お金では測れないものに関わる部分は直営でないと、ただの娯楽施設になりかねません。
 効率だけでは評価できない大事なものを、ずっと残すために、このような施設を守っていきましょう。
  1. 2009/06/02(火) 18:52:25|
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